iPhone画面割れとフィルム割れの見分け方|30秒でできる3手順

iPhone画面割れとフィルム割れの見分け方|30秒でできる3手順

画面にヒビが入っている。ただ、割れているのが本体のガラスなのか、上に貼った保護フィルムなのかが分からない。フィルムなら数百円で済み、画面なら数万円になることもある。判断を間違えると、どちらの意味でも損をする。

結論から書く。見分けの決め手は「ヒビが画面の縁まで届いているか」と「爪で段差を感じるか」の2つである。 どちらも数十秒で確認でき、道具も要らない。

筆者は元Apple製品買取店の経営者として、査定でこの判別を毎日のように行ってきた。ここでは現場で実際に使っていた順番で書く。

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順番に確認する:30秒でできる3手順

次の順で見ると、ほとんどの端末は判別が付く。

1. ヒビが縁まで届いているか見る

画面の表示部分の外側には、本体との境目になる縁がある。ヒビがこの縁を越えて本体側まで達しているなら、割れているのは本体のガラスである。

保護フィルムは表示部分より内側に貼られていることが多く、フィルムだけが割れている場合、ヒビはフィルムの範囲内で止まる。ヒビの端が途中で不自然に切れているなら、そこがフィルムの端である。

2. 爪でなぞって段差を確かめる

ヒビを横切るように、爪の先を軽く滑らせる。

  • 引っかかりや段差を感じる:割れているのはフィルムの可能性が高い
  • つるつるして段差がない:本体のガラスが割れている可能性が高い

フィルムは本体のガラスより上にあるため、割れると縁が持ち上がって段差になる。強く押し込まないでほしい。 割れたガラスの縁は鋭く、指を切ることがある。

3. 光にかざして層を見る

斜めから光を当てると、ヒビが表面にあるのか、一枚下にあるのかが見える。表面で光が乱反射しているならフィルム、内側で線が光っているなら本体側である。

表示の異常があるなら液晶側を疑う

ここまでの3つは「表面のガラス」の話である。もう一段内側の液晶が傷んでいる場合は、見た目ではなく表示そのものに異常が出る。

症状 傷んでいる層
ヒビはあるが表示は正常 フィルム、または表面のガラス
黒いシミ・色のにじみが広がる 液晶
縦線・横線が入る 液晶
一部が真っ黒で表示されない 液晶

液晶まで傷んでいる場合は、時間の経過とともにシミが広がることがある。表示に異常があるなら、フィルムかどうかの判別より先に修理を検討する段階である。

フィルムだと判断したときの注意

フィルムだと分かっても、剥がし方には注意が要る。

本体のガラスにもヒビが入っている状態で無理に剥がすと、ガラスの破片を一緒に持ち上げてしまうことがある。 査定に持ち込まれた端末で、「フィルムを剥がしたら画面まで欠けた」という例は珍しくなかった。

安全に外すには次の点を守ってほしい。

  • 割れが激しい部分から剥がさず、割れていない角から始める
  • 持ち上げるのではなく、画面と平行に近い角度でゆっくり引く
  • 破片が飛ぶ可能性があるので、テープで表面を覆ってから作業する

剥がしたあとに画面側の割れが見つかった場合の対処は、iPhone画面割れ修理 安いのはどこかで費用の目安を扱っている。

売る・下取りに出す予定があるとき

買取や下取りに出すつもりなら、判別を自分で済ませておくと査定が早い。 フィルムが割れているだけの端末を「画面割れ」として申告すると、条件の悪い区分で見積もられることがある。

逆に、本体のガラスが割れているのにフィルムだと申告すると、査定時に差し戻される。査定の基準や程度別の扱いは壊れたiPhone買取おすすめ業者にまとめてある。

よくある質問

フィルムが割れているだけなら放置してよいか

実害は少ないが、割れた縁で指を切ることがある。また、フィルムの割れが広がるとタッチの反応に影響することもあるので、早めに貼り替えるのが無難である。

爪でなぞっても段差が分からない

薄いフィルムでは段差が出にくい。その場合はヒビが縁まで届いているかと、光にかざしたときの見え方で判断してほしい。それでも判別が付かないなら、修理店で見てもらうのが確実である。

フィルムを剥がしたら画面も割れていた

フィルムと本体の両方が割れている状態はよくある。フィルムが割れを覆い隠していただけなので、表示に異常がないかを確認したうえで、修理か買い替えを検討する段階になる。

画面が割れていても使い続けられるか

表示とタッチが正常なら使えることは多い。ただし割れた部分から水分やほこりが入りやすくなり、内部の故障につながることがある。割れが広がる前に対処したい。

ガラスコーティングは割れの判別に影響するか

影響する。液体を塗って硬化させる種類のものは段差が出にくく、爪でなぞる方法では判別しにくい。この場合はヒビが縁まで届いているかで見るほうが確実である。

まとめ

  • 決め手はヒビが縁まで届いているかと爪で段差を感じるかの2つ
  • 段差があればフィルム、つるつるなら本体のガラスの可能性が高い
  • 表示に異常(シミ・線・黒い部分)があれば液晶側。判別より先に修理を検討する
  • フィルムを剥がすときは割れていない角から。無理に剥がすとガラスを持っていくことがある
  • 売る予定があるなら、判別を済ませてから申告したほうが査定が早い

数十秒の確認で、費用の桁が変わることがある。触る前に、まず見てほしい。

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