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「iPhoneのバッテリー容量が80%に!交換すべき?」
「最大容量80%でも実際にどれくらい使えるの?」
「バッテリー交換と機種変更、どちらがお得?」
iPhoneのバッテリー最大容量が80%程度まで下がり、交換修理をすべきかどうか迷っている方も多いことだろう。
結論から述べると、最大容量80%程度の状態でも使用を続けることは可能だ。
しかし、80%を切る頃には充電の持ちが著しく悪くなり、何らかの不具合を引き起こす可能性が高まるため、早めにバッテリー交換や機種変更を検討した方が良いだろう。
この記事では、Apple製品買取販売&修理店を10年以上経営してきた実績を持つ筆者が、以下の内容を詳しく解説していく。
この記事を読めば、最大容量が80%程度になっているiPhoneのバッテリーについて正しく理解し、自分にとって最適な対処法を知ることができるだろう。
バッテリーの問題や不安を解決し、安心してiPhoneを使い続けるための重要なポイントを詳しく解説していくので、ぜひ最後まで読んでほしい。

みっつー
元Apple製品買取販売&修理店社長
Apple製品買取販売&修理店を2012年から10年以上運営→7店舗まで拡大した実績あり→1店舗の最高年間売上1億4千万円達成→事業譲渡→現在はフリーランスとして活動中
▼取得済試験
・スマートフォン・モバイル実務検定試験
・モバイル技術基礎検定試験
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バッテリー最大容量が80%程度になったときのiPhoneへの影響は?

iPhoneのバッテリー最大容量が80%程度になると、充電の持ちが悪くなるだけでなく、iPhoneの動作そのものにも影響が現れる場合がある。
ここでは、具体的にどのような影響が出始めてくるのかを、以下の通り3つ解説していく。
それぞれ詳しくみていこう。
充電の持ちが悪くなる
バッテリー最大容量が80%程度になると、新品時と比較してバッテリー持続時間が明らかに短くなるので、モバイルバッテリーが手放せない状況になりがちだ。
仕事やプライベートでiPhoneを頻繁に使用する方は、以前よりも確実にバッテリーの減りが早くなったと感じるようになるだろう。
パフォーマンス低下や動作への影響
バッテリーが、最大容量80%程度まで劣化すると、iPhoneの動作に以下のような症状が現れる可能性がある。
- アプリが起動するまで時間がかかる
- 画面の動きがカクカクする
- 処理に時間がかかるようになる
- インターネット通信の速度が遅くなる
特に複数のアプリを同時に使用している場合や、負荷の高いゲームアプリを起動する際には動作がもたつきやすくなる。日常的な単純操作でも、以前よりレスポンスが悪くなったと感じることがあるだろう。
突然のシャットダウンが起こるリスク
バッテリー最大容量が80%程度まで低下すると、突然iPhoneの電源が落ちるリスクが高まる。これは、劣化したバッテリーが必要な電力を供給できなくなることが原因だ。
特に気温が低い環境での使用や、カメラのフラッシュ撮影、ゲームアプリの起動時など、瞬間的に大きな電力を必要とする場面で起こりやすい。バッテリー残量が30%以上あるにも関わらず、突然シャットダウンしてしまうケースも珍しくはない。
重要な会議中や写真撮影の最中にシャットダウンが起こると、業務や日常生活に大きな支障をきたす可能性がある。このような症状が頻繁に発生するようになったら、バッテリー交換を真剣に検討すべきタイミングといえるだろう。
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最大容量80%程度のiPhoneバッテリーは交換すべき?チェックポイントを解説

ここでは、バッテリー交換をすべきかどうか判断するためのチェックポイントを3つ解説していく。判断に迷っている方は、ぜひ参考にしてほしい。
それぞれ順番にみていこう。
まだ使い続けられる状態の特徴
iPhoneが以下のような状態であれば、バッテリー最大容量が80%程度であっても、しばらく使い続けることが可能な場合が多い。
- 充電が1日持つ
- 突然のシャットダウンが発生していない
- パフォーマンスの低下を感じない
充電環境が整っている自宅やオフィスなどでの使用がほとんどで、バッテリー残量をあまり気にせずに使える方は、もう少し様子を見ても問題はないだろう。
ただし、定期的にバッテリーの状態をチェックし、さらなる劣化に備えておくことが大切だ。
バッテリー交換の目安となる状態
バッテリー最大容量が80%程度で、iPhoneが以下のような状態になっている場合には至急交換を検討すべきだ。
- 1日に複数回の充電が必要
- 突然のシャットダウンが月に数回発生
- モバイルバッテリーの所持が必須
特に仕事でiPhoneを頻繁に使用するビジネスマンや、動画視聴やゲームを長時間楽しむ方にとって、バッテリー持続時間の短さや突然のシャットダウンは深刻な問題となる。
バッテリー交換を行えば、これらの問題は全て解決するだろう。
機種と今後のサポート期間
バッテリー交換を検討する際は、機種の発売年月と今後のiOSサポート期間も重要な判断材料となる。
発売から3年以内の比較的新しい機種であれば、バッテリー交換によってさらに2〜3年は快適に使い続けられる可能性が高い。この場合、交換費用を考慮しても十分にメリットがあるといえるだろう。
一方で、発売から5年以上経過している古い機種の場合は、バッテリー交換よりも機種変更を検討した方が良い場合もある。
iPhoneは通常、発売から5年程度はiOSアップデートの対象となるため、この期間内であれば交換のメリットは大きいといえる。
iPhoneのバッテリー交換3つのメリット

バッテリー交換を行うことで得られる主なメリットを以下の通り3つ解説していく。
3つのメリットを順番にみていこう。
1. バッテリー持続時間の大幅改善
新しいバッテリーに交換することで、最大容量が100%に回復し、バッテリー持続時間が大幅に改善される。
充電が1日持たないような状況から、朝の充電だけで夜まで持つようになるため、モバイルバッテリーを持ち歩く必要もなくなるだろう。
2. 突然のシャットダウンの解消
バッテリー交換を行えば、劣化したバッテリーが原因で発生していた突然のシャットダウンが解消される。重要な会議中や写真撮影中に電源が落ちる心配がなくなり、安心してiPhoneを使用できるようになるだろう。
3. 動作性能の向上
アプリの起動時間が長い、画面の動きがなめらかではないといった症状が現れている場合、バッテリー交換を行う事により、それらの症状が改善される場合がある。
十分な電力供給が可能になることで、iPhoneが本来の性能を発揮しやすくなるためだ。
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iPhoneのバッテリー交換3つのデメリット

iPhoneのバッテリー交換には、メリットだけでなく以下のようなデメリットも存在する。
バッテリー交換に関する3つのデメリットを順番にみていこう。
1. 交換費用がかかる
iPhoneのバッテリー交換を行うには費用がかかる。非正規修理店を利用すれば、Appleや正規店に比べてかなり費用を抑えることが可能だが、バッテリーの品質や保証内容に差があるため、修理店選びは慎重に行わなければならない。
古い機種であれば、交換費用と機種変更費用を比較検討してから、どちらを選択するか決めた方が良いだろう。
2. 修理期間中の不便さ
バッテリー交換の間、iPhoneを預ける必要があるため、数時間から数日間は使用できなくなる。店舗によっては即日対応が困難な場合もあるため、頻繁にiPhoneを利用している方にとっては、かなり不便に感じるかもしれない。
3. 品質や保証面でのリスク
Appleや正規店では純正バッテリーを使用しているが、非正規店では基本的に互換バッテリーを使用しているため、品質にばらつきがある可能性がある。さらに非正規店での修理後はAppleの保証対象外となるリスクもある。
純正部品を使用してほしい場合や、メーカー保証が残っている場合には正規店を選択し、価格やスピードを重視するなら非正規店を選択するのが良いだろう。
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iPhoneバッテリー交換にかかる費用を詳しく解説

iPhoneのバッテリー交換費用は、修理の依頼先や機種によって大きく異なる。費用対効果を考慮して最適な選択をするためには、それぞれの費用を理解しておくことが重要だ。
バッテリー交換費用について順番に詳しくみていこう。
Appleや正規店でのiPhoneバッテリー交換費用
Appleや正規店(カメラのキタムラなど)でのバッテリー交換費用は、以下の通りだ。
iPhone | 交換費用 |
---|---|
Air 17Pro(Max) 16Pro(Max) | 19,400円 |
17/16(e,Plus) 15シリーズ 14シリーズ | 15,800円 |
13シリーズ 12シリーズ 11シリーズ XR | 14,500円 |
8(Plus) 7(Plus) SE(2,3) | 11,200円 |
Appleや正規店での交換では、純正バッテリーを使用し、交換作業も厳格な品質基準に基づいて行われる。交換後もメーカー保証が継続されるため、安心感が高い。
ただし店舗によっては、即日対応が困難なケースもあるため、事前に確認しておくことが大切だ。
AppleCare+に加入していて、最大容量が80%未満(79%以下)であれば正規店での無償バッテリー交換の対象となる。無償交換の条件を満たしている場合は、正規店での交換がおすすめだ。
非正規修理店でのiPhoneバッテリー交換費用
非正規修理店でのバッテリー交換費用は、正規店よりも安価に設定されている場合がほとんど。機種にもよるが、10,000円以下で交換できることが多い。
筆者おすすめのiPhone修理店であるダイワンテレコムのバッテリー交換費用と正規店との価格差を見てみよう。
iPhone | 交換費用 | 正規店との価格差 |
---|---|---|
15シリーズ 14シリーズ | 9,980円 | −5,820円 |
13Pro(Max) | 7,800円 | −6,700円 |
13(mini) | 7,480円 | −7,020円 |
12シリーズ | 7,300円 | −7,200円 |
11Pro(Max) | 5,780円 | −8,720円 |
11 | 5,480円 | −9,020円 |
8Plus 7Plus SE2 | 4,800円 | −6,400円 |
XR | 4,800円 | −9,700円 |
8 | 3,300円 | −7,900円 |
7 | 2,980円 | −8,220円 |
SE3 | 5,000円 | −6,200円 |
非正規店であれば、予約なしでも対応してもらえたり、1時間前後で修理してもらえる場合が多い。営業時間も正規店より長い場合があり、利便性が高い。
ただし、非正規店で使用するバッテリーは互換品である場合が多く、修理店によって品質に差がある。そのため、非正規店を選ぶ際は、修理実績や口コミ、保証内容をしっかりと確認することが重要だ。
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ダイワンテレコムについて詳しく知りたいという方は、「iPhone修理ダイワンテレコムの評判や口コミは?バッテリー交換体験レビューあり」を読んでみてほしい。

【最大容量80%のiPhone】バッテリー交換と機種変更どちらがおすすめ?

バッテリー最大容量が80%程度になったiPhoneは、バッテリー交換を行って使い続けるべきなのだろうか。それとも機種変更した方が良いのだろうか。
ここではバッテリー交換と機種変更、それぞれおすすめなケースを具体的に解説していく。
順番に詳しくみていこう。
バッテリー交換がおすすめなケース
最大容量が80%程度になっていて、以下のようなケースであれば、バッテリー交換を選ぶのが最適だと言えるだろう。
- 発売から3年以内のモデル
- バッテリー劣化以外に不具合はない
- 予算を抑えて長く使い続けたい
- 現在の機種に愛着がある
これらの条件に当てはまる方にとって、バッテリー交換は理想的な選択肢となる可能性が非常に高い。
機種変更がおすすめなケース
以下のような状況では機種変更を検討した方が良いだろう。
- 発売から5年以上経過しているモデル
- バッテリー以外の部品も劣化してる可能性が高い
- iOSのサポート期間が残り少ない
- カメラ性能や処理速度に不満を感じている
- 最新機能を使いたいと考えている
特に写真撮影を頻繁に行う方や、最新のゲームアプリを楽しみたい方には新しいモデルへの機種変更がおすすめだ。
iPhoneを出来るだけ安くお得に購入したいという方は、以下の記事をぜひ読んでみてほしい。
バッテリー寿命を長持ちさせる方法5選

ここでは、iPhoneのバッテリーを少しでも長持ちさせる為の方法を、以下の通り5つ紹介していく。
それでは、一つずつ解説していこう。
1.純正又はMFi認定の充電器を使う
品質の良くない充電器を使用すると、iPhoneのバッテリーに大きな負担をかけてしまい、劣化を早めてしまう可能性がある。
iPhoneの充電をするなら、やはりApple純正の充電器が安全。
或いはApple社製以外の製品であっても、MFi認証済みの充電器であれば問題ないだろう。
詳細については、「iPhoneの充電器は純正の方がいい!と言える4つの理由」で解説しているのでぜひ読んでもらいたい。

2.使用しながらの充電を避ける
充電中はバッテリーに電気が蓄えられていくのだが、動画視聴やゲームのプレイはバッテリーの充電を大きく消費する。
つまり、充電しながら動画を見たりゲームをプレイする行為は、充電と放電を同時に起こし、バッテリーに大きな負荷をかけるのだ。
その結果、バッテリー寿命が短くなってしまうので、バッテリーを長持ちさせたいなら、ながら充電は極力避けた方が良いだろう。
3.低温や高温の場所での使用は避ける
Appleは公式サイト内にて、iPhoneやiPadの使用について以下のように説明している。
iOS デバイスや iPadOS デバイスは周囲の温度が 0℃ ~ 35℃ の場所でお使いください。低温下や高温下では温度調整のためにデバイスの動作が変化することがあります。極端な高温下で iOS/iPadOS デバイスを使うと、バッテリーの持ちが悪くなることがあります。
引用:Apple公式サイト
極度な低温や高温の場所でのiPhoneの使用は、バッテリーに大きな負担をかけてしまうので注意が必要だ。
4.バッテリー充電の最適化をオン
iPhoneの「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」から、「バッテリー充電の最適化」をオンにする事が出来る。
この設定をオンにしておくと、日頃どのようにバッテリーが充電されているかをiPhoneが学習し、バッテリーの劣化を軽減してくれる。
簡単に出来る設定なので、オンにしておく事をおすすめする。
5.急速充電と通常充電を使い分ける
iPhoneは11シリーズまで、購入時の付属品として5Wアダプタが付いていた。しかし12以降については、アダプタは別売りとなっている為、急速充電器を購入して使用している人も多いのではないだろうか。
しかし、急速充電はバッテリーに大きな負担をかける可能性があるなど、いくつかのデメリットが存在する。
なので、バッテリーへの負担を少しでも減らしたいのなら、毎回急速充電を行うのではなく、状況に応じて急速充電と通常充電を使い分けた方が良い。
急速充電のデメリットなどについて詳しくは、「iPhone急速充電のデメリット3つと注意点4つを解説」を読んでみてほしい。

iPhoneバッテリー最大容量80%に関するよくある質問

ここでは、iPhoneのバッテリー最大容量に関するよくある質問と答えを掲載していく。バッテリー交換を検討している場合は、ぜひ参考にしてほしい。
バッテリー最大容量が80%以下になったら必ず交換しないといけない?
必ずしも交換する必要はありませんが、交換を強くおすすめします。
バッテリー最大容量80%以下の状態は、一般的な交換の目安とされており、この段階になると充電の減りが異常に早くなったり、突然シャットダウンするなどの症状が現れることが多くなります。
日常的な使用に支障をきたす前に交換することをおすすめします。
バッテリー最大容量80%以下で使い続けるとどうなる?
以下のような問題が発生する可能性があります。
- 充電の減りが異常に早くなる
- 充電残量があるのに突然シャットダウンする
- アプリの動作が重くなる
- 動作不良が発生する
- 画面の明度が落ちる
- バッテリーが膨張して画面が浮き上がる(危険)
特にバッテリーの膨張は発火の危険性もあるため、このような症状が出た場合はすぐに修理店に相談することをおすすめします。
詳しくは、「iPhoneのバッテリー最大容量70%台や60%台は危険な状態?回復方法と対処法を解説」を読んでみてください。

バッテリー最大容量80%以下でもモバイルバッテリーで対応すれば良いのでは?
一時的な対処法としては有効ですが、根本的な解決にはなりません。
なぜなら、バッテリー最大容量80%以下の段階では、充電の減りだけでなく、突然のシャットダウンやパフォーマンスの低下、発火なども起こりやすくなるためです。
様々なリスクを考えると、バッテリー交換をした方が安心できます。
バッテリー交換の必要性について詳しくは、「iPhoneのバッテリー交換は意味ない?元修理のプロが徹底解説」を読んでみてください。

AppleCare+に入っていれば無料でバッテリー交換できる?
AppleCare+に加入していて、バッテリー最大容量が80%未満(79%以下)になっている場合は無償で交換してもらえます。
ちょうど80%の場合は対象外となるため、有償での交換となります。
バッテリー交換をしても充電の持ちが悪い場合は?
iPhoneのバッテリー交換を行ったにも関わらず、充電の持ちが悪いと感じる場合には、以下のいずれかが原因となっているかもしれません。
- 交換したバッテリーの初期不良
- iOSの不具合
- アプリのバックグラウンド処理
- iPhoneの設定の問題
- iPhone本体の不具合
まずは自分でできる対処法を順番に試してみて、どうしても症状が改善されない場合には、バッテリー交換を行った修理店に連絡をしてみましょう。
詳しくは、「iPhoneのバッテリー交換をしても減りが早い時の対処法」を読んでみてください。

まとめ:iPhoneのバッテリー最大容量が80%程度のときは適切な対処をしよう

iPhoneのバッテリー最大容量が80%程度になると、充電の持ちが悪くなり、突然のシャットダウンが起こるリスクも高まる。しかし、必ずしもすぐに交換が必要というわけではない。
1日の使用時間が短く充電環境が整っている方は、しばらく様子を見ても問題ないが、毎日長時間使用する方や突然のシャットダウンが頻繁に発生している方は、早めのバッテリー交換を検討するべきだ。
バッテリー交換か機種変更かは、機種や予算によって判断しよう。発売から3年以内のモデルで動作に満足している場合はバッテリー交換、古めのモデルの場合や最新機能を使いたい場合は機種変更がおすすめだ。
バッテリー最大容量が80%程度という状態は、iPhoneからの「そろそろメンテナンスを考える時期」というサインだと考えておこう。自分の使用状況をしっかりと把握し、本記事で解説した内容を参考にして、最適な対処法を選んでほしい。
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