「iPhoneの充電器って純正の方がいいの?」
「純正じゃなくてもMFi認証製品なら安全?」
「安い充電器を使うとどんなリスクがある?」
iPhoneの充電器に関して、このような疑問や不安を持っているのではないだろうか。
そこで本記事では、Apple製品買取販売・修理店を10年以上運営し、充電器に起因するトラブルを数多く対応してきた筆者が、以下の内容を詳しく解説していく。
- 純正充電器とMFi認証製品が安全と言える根拠
- 修理店で実際に見てきた安価な充電器のトラブル事例
- 純正・MFi認証・非認証充電器の違いを比較表で整理
- 非認証充電器を使った場合の具体的なリスク
- MFi認証の対象範囲と信頼できる製品の見分け方
結論から先にお伝えすると、iPhoneの充電器は純正品が最も安心だが、サードパーティ製品でも正しい基準で選べば全く問題はない。
ただし、電源アダプタならPSE認証済みで安心できるブランド(Anker・CIO・Belkin・エレコム等)、ケーブルなどの充電アクセサリなら、MFi認証製品を選ぶのが鉄則だ。
安全基準を満たさない充電器の使用には、バッテリー劣化の加速・発火・iPhone本体の故障といったリスクがある。
充電器選びで失敗したくない方は、ぜひ最後まで目を通してほしい。
この記事を読めば、自分に合った安全な充電器を選べるようになるだろう。

みっつー
元Apple製品買取販売&修理店社長
Apple製品買取販売&修理店を2012年から10年以上運営→7店舗まで拡大した実績あり→1店舗の最高年間売上1億4千万円達成→事業譲渡→現在はフリーランスとして活動中
▼取得済試験
・スマートフォン・モバイル実務検定試験
・モバイル技術基礎検定試験
【iPhoneの充電器】純正またはMFi認証製品がいい理由

iPhoneの充電器は、Apple純正品を選ぶのが最も安全だ。
ただし純正以外を使う場合でも、ケーブルなどの充電アクセサリならMFi認証製品、電源アダプタならPSE認証済みの信頼ブランド製を選べば問題ない。
正しい基準で選べば、バッテリーへの負担を最小限に抑えながら安心して使える。
筆者が純正またはMFi認証製品をおすすめする理由は、以下の4つ。
それぞれ順番に解説していこう。
1.信頼性・安全性が高い
Apple純正の充電器は、世界各国の安全基準を満たした上で販売されており、信頼性・安全性ともに最も高い選択肢。購入から1年間の製品保証が付いている点も安心材料だ。
非純正の充電器を選ぶ場合は、製品の種類ごとに安全の基準が異なる点を押さえておきたい。
| 製品の種類 | 安全の基準 | 具体的な確認ポイント |
|---|---|---|
| 充電ケーブル | MFi認証 | パッケージの「Made for iPhone」バッジ、またはAppleのMFiライセンシー検索で確認 |
| ワイヤレス充電器 | PSE認証 +MFi(MFM) / Qi2 | 「Made for iPhone」バッジ、またはQi2ロゴを確認 |
| 電源アダプタ (壁挿し) | PSE認証 + 信頼ブランド | PSEマークの表示を確認。Anker・CIO・Belkin・エレコム等の実績あるブランドを選ぶ |
MFi認証(Made for iPhone/iPad/iPod)は、Appleが定める性能基準に適合したアクセサリに与えられる認証プログラムで、充電ケーブルやワイヤレス充電器などが認証対象となっている。
一方で、コンセントに挿すタイプの電源アダプタ単体でMFi認証を取得している製品は市場にほぼ見当たらない。
電源アダプタについてAppleは、
「Made for iPhone」など、USB 2.0以降、および適用される国の規制や国際安全基準に準拠した他社製のケーブルや電源アダプタを使用してiPhoneを充電することもできます。
と案内している。
つまり、電源アダプタはPSE認証(日本の電気用品安全法に基づく認証)を取得した信頼できるブランドの製品を選ぶのが実質的な判断基準となる。
MFi認証の詳しい仕組みについては、本記事の「MFi認証製品について解説」を、ぜひ参考にしてほしい。
安全基準を満たさない充電器の使用についてはAppleも公式に、
その他のアダプタは該当する安全基準を満たさない場合があり、充電に使用すると死亡または負傷の危険が生じるおそれがあります。
と警告している。充電器選びでは、価格の安さよりも安全基準を最優先にすべきだと言えるだろう。
2.海外での使用が便利
Apple純正充電器は100V〜240Vの電圧に対応しているため、世界のほとんどの国で変圧器なしで使用できる。
海外によく行く方には、安全性と利便性の両面から純正充電器をとくにおすすめしたい。
なお、信頼できるブランドのサードパーティ製アダプタ(Anker・CIO等)も100V〜240V対応のものが多いが、非純正品を購入する場合には、事前にスペック欄で対応電圧を必ず確認しておいてほしい。
海外で使用する場合は、渡航先のコンセント形状に合った変換プラグを別途用意しておこう。
3.iPhoneとの相性が抜群
Apple純正充電器は、iPhoneの性能を最大限に引き出せるよう設計されている。とくに急速充電においては、機種ごとに最適なワット数が決まっており、純正充電器であればその性能をフルに活かせる。
以下は、iPhone機種別の急速充電対応ワット数をまとめたものなので、参考にして欲しい。


| iPhone機種 | 急速充電に必要な W数 | 充電スピードの目安 |
|---|---|---|
| 17シリーズ Air | 40W以上推奨 | 約20分で最大50% |
| 12〜16 SE3 | 20W以上 | 約30分で最大50% |
| 8〜11 SE2 | 18W以上 (USB-PD対応) | 約30分で最大50% |
Apple純正の20Wアダプタ(定価2,780円)を使えば、8以降のiPhoneを約30分で最大50%まで急速充電できる。ただし、iPhone17シリーズおよびiPhoneAirの急速充電をフル活用するなら、40W以上のアダプタが必要だ。
信頼ブランドのサードパーティ製アダプタでも同等の急速充電は可能だが、iPhoneとの最適化という点では純正品が最も安心できる。

4.デメリットが少ない
Apple純正充電器やMFi認証製品・PSE認証アダプタを使うデメリットはほぼない。強いて挙げるとすれば、価格が高めという点だろう。
とはいえ、安全基準を満たさない安価な充電器を使って故障やバッテリー劣化を招いた場合、修理費用や端末買い替えの費用が必要となってくる。
長い目で見れば、安全性の高い充電器を使うということにデメリットはほぼなく、メリットの方が遥かに大きいと言えるのだ。
【体験談】筆者がApple純正とMFi認証充電器だけを使い続けている理由

筆者がApple純正とMFi認証充電器だけを使い続けているのには2つの理由がある。
1つ目は、修理店時代に安価な充電器によるトラブルを数多く見てきたということ。
そしてもう1つは、実際に純正とMFi認証製品のみでiPhoneを充電してきた結果、バッテリーが長持ちしているという実感があるということだ。
ここでは、それぞれ2つの理由を詳しく解説していく。
あくまで個人の実体験に基づく内容ではあるが、iPhoneの充電器選びで迷っている方の参考になれば幸いだ。
それでは順番に見ていこう。
安価な充電器のトラブルを多数見てきた
筆者が修理店を経営していた頃、安価な充電器に起因するトラブルは多い時で月4〜5件ほどは発生していた。中でもとくに印象に残っている事例を紹介しよう。
100均で購入したという充電器を使用していたお客様のiPhoneで、バッテリー膨張により画面が浮き上がってきたケース。バッテリー膨張は最悪の場合、発火につながるおそれもあるため非常に危険だ。
ネットで購入した格安充電器を使用していた方が、充電中にiPhoneが異常に発熱し、最終的に電源が入らなくなってしまったケース。基板が損傷しており、修理ではなく端末の買い替えが必要となった。
非純正の充電器を使用していたお客様が「充電できたりできなかったりする」と来店されるケースが多々あった。iPhone本体には問題がなく、充電器をApple純正品に変えたところ正常に充電できた。
Appleも公式に、偽造品や模倣品のアクセサリについては、「iOSデバイスが損傷する場合がある」「ケーブルが損傷しやすい」「コネクタの端子が外れる、非常に熱くなる、またはデバイスにしっかりと収まらない」と注意喚起を行っている。
出典:Lightningコネクタアクセサリの偽造品や模倣品を識別する|Apple
こうした経験から、筆者は充電器選びにおいて「安さ」よりも「安全性と安定性」を優先すべきだと強く感じている。
修理費用や端末買い替え費用を考えれば、純正やMFi認証充電器の価格は決して高くないはずだ。
3年間使い続けてバッテリーが長持ち

筆者自身のiPhone使用経験についても紹介しておこう。
筆者はiPhone13ProMaxを約3年間使用しており、充電にはApple純正の20Wアダプタ+MFi認証ケーブルを使用、ワイヤレス充電にはMFi(MFM)認証の充電器を使い続けている。
その結果、バッテリー最大容量は現在77%を維持。(そろそろ交換が必要)
Appleはバッテリーの設計基準として、
以下のように説明している。
- iPhone14以前のモデル:
フル充電サイクルを500回繰り返した後も本来の蓄電容量の80%を維持するよう設計 - iPhone15以降:
フル充電サイクルを1,000回繰り返した後も本来の蓄電容量の80%を維持するよう設計
iPhone13ProMaxは、この基準ではiPhone14以前に該当するため、500サイクルで80%が設計上の目安となる。
およそ3年間の使用で77%という数値は、日常的にiPhoneをヘビーに使用している筆者の使い方を考えれば、バッテリーの持ちはかなり良い方だ。
買取販売・修理店を経営していた経験上、3年間一度もバッテリー交換せずに使用していたiPhoneは、バッテリー最大容量が70%以下になっているケースが多かった印象がある。
もちろん、使用状況や充電環境は人それぞれ異なるため、この結果が純正アダプタ+MFi認証充電器だけのおかげとは断言できない。しかし少なくとも、信頼できる充電器を使い続けることでバッテリーへの余計な負担を避けられているのは間違いないと、筆者は実感している。
バッテリー交換の適切なタイミングについては「iPhoneバッテリー最大容量80%は交換すべき?診断・費用・容量別対処法」で詳しく解説しているので、本記事と併せてぜひ読んでもらいたい。
【比較表】純正充電器 vs 認証充電器vs 非認証充電器

純正充電器、認証充電器、非認証充電器の3つを比較すると、安全性・iPhoneとの相性・保証のすべてにおいて、純正品または認証充電器が優れていることがわかる。
非認証充電器は価格が魅力的だが、故障やバッテリー劣化のリスクを考えると長い目で見て損をする可能性が高い。
以下の比較表で、3タイプの違いを確認してみよう。
| 項目 | Apple純正充電器 | 認証充電器 | 非認証充電器 |
|---|---|---|---|
| 安全性 | △〜× リスクあり | ||
| iPhoneとの相性 | 不安定になる場合あり | ||
| バッテリーへの負担 | 少ない | 少ない | 大きい可能性あり |
| 急速充電対応 | USB-PD対応品なら可能 | 非対応の場合あり | |
| 価格(20Wアダプタ) | 2,780円 | 2,000円以下が多い | 500円〜1,000円程度 |
| 保証 | 1年間 | メーカーにより異なる (2年保証あり) | なし or 短期間 |
| デザイン・種類 | 少ない | 豊富 | 豊富 |
「非認証充電器」について:
日本国内で販売される電源アダプタやワイヤレス充電器はPSE認証が法的に義務付けられており、未認証品の販売は違法となっている。
ただしフリマアプリや海外通販などでは基準を満たさない製品や、PSEマークを偽装した製品も流通しているので注意が必要だ。
なお、ケーブルなど充電アクセサリのMFi認証は任意のため、非認証品も合法的に販売されている。
MFi認証の詳しい仕組みについては「MFi認証製品について解説」を参照してほしい。



「結局どれを選ぶべき?」と思ったら、以下を参照して。
上記の比較結果を踏まえて、以下のような選び方がおすすめだ。
- 安全性・安心感重視
→ Apple純正品 - コスパ重視
→認証充電器(Anker・CIO・Belkin・エレコム等)
充電器を選ぶなら、Apple純正品か信頼度の高いブランド製品のどちらかにしておこう。
どこのブランドなら信頼できるかわからないという場合には、「信頼できるブランド6選」を参考にして欲しい。
非認証の充電器のデメリットは?

MFiやPSE非認証の充電器使用には、発火・品質不良・バッテリー劣化という3つのリスクがある。
日本国内では電源アダプタのPSE認証が法的に義務付けられているが、フリマアプリや海外通販ではPSEマークを偽装した製品も確認されている。
こうした製品やMFi非認証のケーブルはリスクが高く、最悪の場合はiPhone本体が使えなくなることもある。
ここからは、非認証充電器を使う場合の具体的なデメリットを解説していくので、必ず目を通しておいて欲しい。
それでは、それぞれ順番に見ていこう。
発火や発熱の可能性
非認証の充電器は、過充電保護や過熱防止の仕組みが不十分な場合がある。その結果、充電中にiPhone本体が異常に発熱したり、最悪の場合はバッテリー発火に至る危険性すらある。
「信頼性・安全性が高い」でも紹介した通り、Appleは安全基準を満たさない充電器の使用について「死亡または負傷の危険が生じるおそれがある」と公式に警告しており、偽造品のケーブルでは端子の脱落や異常な発熱といった問題も報告されている。

非認証の充電器を使っていて本体に異常な発熱を感じたら、すぐに使用を中止して、修理店に相談するようにしよう。
安心のiPhone修理店は「【2026年最新】iPhone修理の非正規店おすすめ5選と失敗しない選び方」で紹介している。
品質に問題がある可能性
非認証の充電器やケーブルなどの充電アクセサリは、Apple純正品やMFi認証製品に比べると品質が劣る場合がほとんどだ。
具体的には以下のような問題が起こりやすい。
- ケーブルが断線しやすい
- コネクタ部分の接触不良が起こる
- 充電できたりできなかったりする
とくに価格の安い製品ほど、こういった問題が発生する可能性が高い。
さらに注意すべきなのが、iOSアップデート後に非認証の充電アクセサリが使えなくなるケースだ。
AppleはiOSのアップデート時にアクセサリの認証チェックを強化することがあり、それまで使えていた非認証ケーブルが突然「このアクセサリは使用できない可能性があります」と表示されて充電できなくなることがある。

認証製品を使っていればこうしたリスクを避けられる。ケーブルなどの充電アクセサリは必ずMFi認証製品を選ぶようにしよう。
バッテリー劣化が早まる可能性
非認証の充電器は、iPhoneに最適化された電力制御が行われていない場合がある。その結果、バッテリーに過度な負荷がかかり、劣化が通常よりも早く進む可能性があるのだ。
Appleは公式に
バッテリーの耐用年数には「化学的経年劣化」が関係してきます。これには単に時間の経過だけではなく、充電サイクルの回数や手入れの仕方などのさまざまな要因が含まれます。
と説明している。
つまり、充電器の品質もバッテリー劣化に影響する要因のひとつということだ。バッテリーやiPhone本体の寿命を少しでも延ばしたいなら、非認証の充電器は避けるべきだろう。
MFi認証製品について解説

MFi認証とは、Appleが定める性能基準を満たした他社製アクセサリに与えられる認証プログラムだ。「Made for iPhone / iPad / iPod」の頭文字を取ってMFiと呼ばれている。
ここでは、MFi認証製品について、見分け方と純正品との違いについて詳しく解説していく。
MFi認証製品の見分け方
MFi認証製品かどうかを見分ける方法は、大きく分けて以下の2つがある。
どちらかを試してみよう。
充電器やケーブルのパッケージに「Made for iPhone|iPad|iPod」というバッジが付いていれば、その製品はMFi認証済みだ。店頭で購入する場合は、購入前にパッケージを必ずチェックしよう。
ネットショップで購入する場合など、事前にパッケージを確認できない時は、AppleのMFi認証アクセサリー検索サイトで、製品名やUPC/EAN番号などから認証済みかどうかを確認できる。
MFi認証製品と純正品の違い
「iPhoneの充電器は純正じゃないとダメ?」と疑問に思う方も多いだろう。結論から言うと、MFi認証製品であれば純正品でなくても安心して使用できる。
Apple純正品とMFi認証製品の主な違いは以下の通りだ。
| 項目 | Apple純正品 | MFi認証製品 |
|---|---|---|
| 品質保証 | Apple独自の厳格な基準 | Appleの性能基準をクリア |
| iPhoneとの互換性 | 完全に最適化 | 互換性を保証 |
| 価格 | 高め | 純正より安い製品が多い |
| デザイン | Apple統一デザイン | メーカーごとに多様 |
| 保証 | Apple製品保証1年 | メーカー保証 (内容は各社異なる) |
MFi認証製品はAppleの性能基準をクリアしているため、充電やデータ転送で問題が起こるリスクは低い。純正品との最大の違いは価格とデザインの選択肢であり、機能面では大きな差はないと言える。
なお電源アダプタについては、Apple純正品かPSE認証を取得した信頼ブランドの製品を選ぶようにしよう。
おすすめの充電器ブランドについては「信頼できるブランド6選」で紹介している。
iPhoneの純正充電器はどこで買えるのか

iPhoneの純正充電器は、Apple Store以外にもAmazon・楽天市場・家電量販店など、多くの場所で購入できる。
純正以外の認証充電器も含めて、購入先ごとの特徴と価格差を把握しておけば、自分に合った方法で安心して購入できるだろう。
そこでここでは、以下の3項目を解説していく。
順番に見ていこう。
純正充電器が買える場所
純正充電器は以下の場所で購入できる。
純正充電器が買える場所
- Apple Store(店舗 or オンラインストア)
- Amazon・楽天市場
- 家電量販店(ヨドバシカメラ・ビックカメラ等)
- キャリアショップ(ドコモ・au・ソフトバンク等)
- 一部のコンビニ(セブンイレブン等)
- 街のiPhone修理店・買取店
出来るだけ安く純正充電器を購入したいという方は、街のiPhone修理店(非正規)やApple製品買取店に問い合わせてみると良いかもしれない。
筆者がApple製品買取・販売・修理店を経営していた頃は、店舗にて未使用の純正充電器を比較的安い価格で販売していたのだが、定期的にまとめて購入してくれる方もいたほどだ。
ただし、iPhone修理店や買取販売店の全てが良心的とは限らないので、偽物や中古品を未使用品として売りつけられないよう注意しておこう。
楽天市場やAmazonで購入すれば、ポイントがもらえてお得
純正充電器と認証充電器の価格差
「純正品は高い」というイメージを持っている方も多いだろう。実際にどのくらいの価格差があるのか、20Wアダプタで比較してみよう。
純正 vs 認証充電器の価格比較
(20Wアダプタで比較)
| 製品 | 価格(税込) | メーカー | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Apple純正 20W USB-Cアダプタ | 2,780円 | Apple | 最も安心。Apple製品保証1年付き |
| Anker Nano Charger (20W) | 1,690円 | Anker | 約30×30×30mm/34gの超コンパクト設計。6色展開でカラーも選べる。PowerIQ 3.0搭載 |
| UGREEN Nexode 20W 急速充電器 | 1,680円 | UGREEN | GaN(窒化ガリウム)採用で小型・高効率。PD3.0/QC4.0など幅広い急速充電規格に対応 |
| エレコム USB PD 20W AC充電器 (C×1) MPA-ACCP6820 | 2,277円 | エレコム | プラグ折りたたみ式でコンパクトに収納可能。隣のコンセントに干渉しないスリム設計。 |
純正品の価格は2,780円で固定されているが、AnkerやUGREENなら1,680円〜と約1,000円安く購入できる。
20Wの充電器であればiPhone 8以降すべてのモデルで急速充電に対応しているため、コスパ重視の方にはAnkerやUGREENがおすすめだ。
エレコムは日本メーカーならではの品質管理とサポート体制を重視したい方に向いている。
iPhone17シリーズやiPhoneAirの急速充電をフル活用するなら、40W以上のアダプタが必要となる。Appleからは「40Wダイナミック電源アダプタ(最大60W対応)」が発売されているので、最速で充電したい方はチェックしてみてほしい。


信頼できるブランド6選
筆者がおすすめする信頼できるブランドを6つ紹介しておこう。いずれも実績のあるメーカーであり、安心して使用できる。
Apple公式サイトでも販売されているブランドで、Appleとの親和性が非常に高い。ワイヤレス充電器やケーブルも充実しており、デザイン性にもこだわりたい方におすすめ。
Ankerと並んでコスパの良さで人気のブランド。充電器やケーブルだけでなくUSBハブなども幅広く展開しており、Amazonでの評価も高い。
日本メーカーで、特にケーブルの耐久性に定評がある。「断線しにくい」と評判で、ケーブルをよく持ち運ぶ方や長く使いたい方におすすめだ。
これらのブランドの製品は信頼性が高い。これらのブランドの製品を選んで購入すれば、後悔することはまずないだろう。
iPhoneの充電器に関するよくある質問

iPhoneの充電器に関して、よく寄せられる質問にまとめて回答する。充電器選びで迷っている方は、ぜひ参考にしてほしい。
純正以外の充電器で充電しても壊れない?
純正以外の充電器でも、MFi認証ケーブルやPSE認証済みの、信頼できるブランド製充電器であればiPhoneが壊れることはまずないと言えます。
Appleも公式に、国の規制や国際安全基準に準拠した他社製アクセサリの使用を認めています。ただし、安全基準を満たさない製品を使った場合は、発熱やバッテリー劣化などのトラブルが起こる可能性があるので気をつけましょう。
安い充電器は危険?
すべての安い充電器が危険というわけではありませんが、MFi認証やPSE認証がない製品、あるいは無名ブランドの製品にはリスクがあります。
フリマアプリや海外通販サイトなどでは、PSEマークを偽装した安価な製品も出回っているので、価格だけで選ぶのはやめておいた方が良いでしょう。
おすすめのMFi認証ケーブル・信頼できるアダプタはある?
あります。純正品が最も安心できますが、非純正品であれば、Anker・Belkin・CIO・オウルテック・UGREEN・エレコムなどのMFi・PSE認証済み製品がおすすめです。
各ブランドの特徴や価格帯については「iPhoneの純正充電器はどこで買えるのか」で詳しく紹介しているので参考にしてください。
iPhone純正充電器の電圧・ワット数は?
Apple純正の20W USB-Cアダプタの場合、出力は9 VDC/2.2 Aで、最小出力電力は20Wです。
iPhone12以降のモデルは、20W以上のアダプタ使用により、約30分で最大50%まで急速充電が可能。
17シリーズやiPhone Airの急速充電をフル活用するなら、40W以上のアダプタが必要となっています。
iOSアップデート後に非純正充電器が使えなくなることはある?
あります。AppleはiOSのアップデート時にアクセサリの認証チェックを強化することがあり、MFi非認証の充電アクセサリが突然使えなくなるケースが報告されています。
「このアクセサリは使用できない可能性があります」と表示されて充電できなくなることがあるため、ケーブルなどの充電アクセサリについては、純正品かMFi認証製品を選んでおくのが安全です。
iPhone17/16/15で使える充電器は同じ?
基本的にはすべてUSB-C対応の充電器を使用できます。
ただし、iPhone15/16は20W以上、17シリーズやiPhone Airは40W以上で最速の充電が可能となります。
通常充電であれば、時間はかかりますが、どのモデルでも5W以上の充電器で問題なく充電できます。
MagSafe/ワイヤレス充電器も純正の方がいい?
ワイヤレス充電器については、Apple純正のMagSafe充電器が最も安定した性能を発揮します。サードパーティ製を選ぶ場合は、PSE認証に加えて、MFi(MFM)認証やQi2認証を取得した製品を選ぶことが重要です。
認証のないワイヤレス充電器は充電速度が遅かったり、位置ズレで充電が不安定になることもあります。
純正充電器はどこで一番安く買える?
Apple純正充電器の価格はApple Storeで固定されていますが、Amazonや楽天市場でポイント還元を活用すると実質価格を下げられます。
また、街のiPhone修理店やApple製品買取店で未使用品が安く売られていることもあるので、問い合わせてみるのも良いでしょう。ただし、正規品であることを必ず確認してから購入してください。
急速充電はバッテリーに悪い?
急速充電はバッテリーに多くの電力を一度に送り込むため、通常充電と比べて発熱しやすく、バッテリー劣化が早まる可能性はあります。
ただし、iPhoneにはバッテリー容量の80%に達すると自動的に充電速度を落とす保護機能が備わっているため、それほど心配する必要はありません。
なお、急速充電を安全に使うためには、Apple純正やMFi認証済みの充電器を使用し、充電中は高温環境を避けることが大切です。
急速充電の安全な使い方について詳しくは、「iPhone急速充電のデメリット4つと安全な使い方を解説」で解説しているので併せて読んでみてください。
iPhoneの充電器は純正じゃないとダメ?
純正じゃないとダメということはありません。
Appleも公式に他社製アクセサリの使用を認めており、正しい基準で選べば問題なく安全に使用できます。
電源アダプタならPSE認証済みの信頼ブランド、ケーブルならMFi認証製品、ワイヤレス充電器ならMFi(MFM)認証またはQi2認証製品を選ぶのが鉄則です。
充電ケーブルも純正の方がいい?
充電ケーブルはMFi認証製品であれば純正でなくても安心して使用できます。
MFi認証製品はAppleの性能基準をクリアしているため、充電やデータ転送で問題が起こるリスクは低いです。
とくにAnker・Belkin・オウルテックなどのブランドはMFi認証ケーブルを多数展開しており、純正品より安い価格で購入できる場合が多いのでおすすめです。
まとめ

iPhoneの充電器は、Apple純正品が最も安心できる選択肢だ。ただし、サードパーティ製でも正しい基準で選べば安全に使用できる。
本記事のポイントを改めて整理しておこう。
充電器選びの3つの基準
- 電源アダプタ
→ Apple純正品、または信頼ブランド(Anker・UGREEN・エレコム等) - 充電アクセサリ
→ Apple純正品、またはMFi認証製品 - ワイヤレス充電器
→ Apple純正品、またはMFi(MFM)認証 / Qi2認証製品
非認証充電器を使うリスク
- 発火や異常な発熱の危険性
- iOSアップデート後に使用不可になる可能性
- バッテリー劣化の加速
安全基準を満たさない安価な充電器は、一見するとお得に思えるかもしれない。
しかし、iPhone本体の故障やバッテリー劣化を招いた場合、修理費用や端末買い替えの費用が発生し、結果的に高くついてしまう。
充電器は毎日使うものだからこそ、安全性を最優先に選んでほしい。
本記事で紹介した基準を参考にして、自分に合った充電器を見つけてもらえれば嬉しく思う。



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