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『iPhoneのバッテリー交換は意味ないの?』
『バッテリー交換の費用は?』
『バッテリー交換はどこに依頼するのがいい?』
今回は、このような疑問を解決していこうと思う。
そこで本記事では、元iPhone修理店社長の筆者が、以下の内容を詳しく解説していく。
今現在iPhoneのバッテリー交換をするべきか迷っている人が、この記事を最後まで読めば、多くの疑問が解消されるだけでなく、iPhoneバッテリー交換に関する多くの有益な情報を得る事が出来るだろう。
iPhoneのバッテリー交換は意味がない?

結論から先に言うと、劣化したiPhoneのバッテリー交換には大きな意味がある。
なぜならバッテリーは消耗品であり、使っていれば遅かれ早かれ必ず劣化するのだが、劣化したバッテリーを回復させるには、バッテリー交換以外に方法がないからだ。
そしてバッテリー交換を行う事で、以下のような効果が期待出来るのだ。
それぞれ順番に解説していこう。
1.充電の持ちが良くなる
バッテリーは劣化が進むにつれ、最大容量(バッテリー内の充電を貯めておけるスペース)が減少する。
そしてバッテリー最大容量が減少すると、充電の減りが早くなる。
最大容量85%以下になると、多くの人が充電の持ちが随分悪くなったと感じる事だろう。
一度減った最大容量を元の状態に戻すには、バッテリー交換を行う以外に方法がないのだが、バッテリー交換を行えば、充電の持ちが以前のように良くなったと実感できる筈だ。
2.動作不良が改善する
バッテリーの劣化が進むと、充電の減りが早くなるだけでなく、iPhoneに何らかの動作不良、不具合的な症状が現れる場合がある。
例えば以下のような症状だ。
- 突然シャットダウンする
- 動きが重たくなる
- 画面の明度が落ちる
上記の症状が全てではないが、バッテリー劣化が原因で上記のような何らかの不具合が発生しているなら、バッテリー交換を行うことで症状は改善されるだろう。
3.発火の可能性が減少する
iPhoneのバッテリー劣化が進むと、発火の危険性が高まる。
iPhone修理店を長年やっていると、バッテリーが膨張している端末を多く見かけるのだが、バッテリー交換を全く行わずにiPhoneを使い続けていると、バッテリー膨張や発火の可能性が高まってくる。
そのため、バッテリー交換を出来るだけしないようにするという行為は、全くおすすめできない。
充電の減りがだいぶ早くなったと感じたり、何らかの不具合が発生した時には、まずは最大容量を確認し、必要に応じて出来るだけ早めにバッテリー交換を行うようにしよう。
iPhoneのバッテリー交換をしても意味がない事もある?

iPhoneのバッテリー交換には大きな意味があるという事は、既に解説してきた通りなのだが、バッテリー交換をしたにも関わらず、「充電の減りが改善されない!」「交換しても意味がなかった!」と思うような場合もあるかもしれない。
そのような場合、以下のいずれかが原因となっている可能性が高い。
- 交換したバッテリーの初期不良
- iOSの不具合
- アプリのバックグラウンド処理
- iPhoneの設定の問題
- iPhone本体の不具合
交換したバッテリーの初期不良やiPhone本体の不具合が原因である場合は、バッテリー交換をしてもらった修理店に相談することをお勧めするが、原因がはっきりと分からないという場合、まずは以下の対処法を順番に試してみてほしい。
これらの具体的なやり方・手順については、『iPhoneのバッテリー交換をしても減りが早い時の対処法』で詳しく解説している。
iPhoneのバッテリー劣化を加速させる原因3選

ここでは、iPhoneのバッテリー劣化を早めてしまう主な原因について、以下の通り3つ解説を行なっていく。
それぞれ詳しく解説していく。
1.粗悪な充電器を使用
粗悪な充電器は電圧や電流が安定しておらず、バッテリーに大きな負担をかけてしまう危険性がある。
その為、粗悪な充電器を常時使用していると、バッテリー劣化を早めてしまうだけでなく、発火の可能性も高まると言える。
iPhoneの充電器は、純正品或いは非純正品であっても、極力MFi認証済み充電器を使うようにしよう。
充電器の重要性について詳しくは、『iPhoneの充電器は純正の方がいい!と言える4つの理由』で解説している。
2.高負荷なアプリの長時間使用
ゲームや動画視聴、或いは動画編集といった高負荷なアプリは、CPUやGPUがフル稼働に近い状態で動作しているため、バッテリーへの負担が大きく、長時間使用しているとバッテリー劣化を加速させてしまう。
又、充電しながらゲームなど高負荷なアプリを使用しているという人も多いと思うが、そのような「ながら充電」は充電と放電を同時に起こす。そのため、頻繁に「ながら充電」を行なっていると、バッテリー劣化をさらに早める事となってしまうだろう。
3.毎回急速充電を行なっている
急速充電は通常充電と比較して送電量が多いので、バッテリーへの負担が増してしまう可能性がある。
そのため、毎回の充電で急速充電を行なったり、フル充電後も急速充電し続ける行為は避けた方が良いだろう。
おすすめの対処法は、通常充電と急速充電の使い分けだ。
必要な時だけ急速充電を行い、普段は通常充電を行うという使い分けが出来ていれば、バッテリーへの負担が必要以上に大きくなってしまうという事態を避けられるだろう。
急速充電のデメリットや注意点などについて詳しく知りたい場合は、『iPhone急速充電のデメリット3つと注意点4つを解説』を読んでみてほしい。
iPhoneのバッテリー交換費用はどれくらい?

iPhoneのバッテリー交換費用は、Apple(正規店含む)と非正規修理店とで大きく異なる。
さらに非正規修理店でも、お店によって費用が大きく異なる場合がある。
ここでは、Appleと筆者おすすめの非正規iPhone修理店でバッテリー交換費用を比較していく。
以下の比較表を確認してほしい。
iPhoneのモデル | アイサポ | ダイワンテレコム | Apple |
---|---|---|---|
15シリーズ | 9,980円 | 9,980円 | 15,800円 |
14シリーズ | 9,980円 | 9,980円 | 15,800円 |
13シリーズ | 9,980円 | 7,800円〜 11,800円 | 14,500円 |
12シリーズ | 7,980円 | 7,300円〜 10,000円 | 14,500円 |
11シリーズ | 6,980円〜 7,480円 | 5,480円〜 9,500円 | 14,500円 |
Xシリーズ | 5,980円 | 5,300円〜 7,800円 | 14,500円 |
8(Plus) | 5,480円 | 3,300円〜 5,900円 | 11,200円 |
7(Plus) | 4,980円 | 2,980円〜 4,800円 | 11,200円 |
SEシリーズ | 4,980円〜 5,980円 | 4,800円〜 6,000円 | 11,200円 |
AppleCare+に加入していて、さらにバッテリー最大容量が80%未満になっているiPhoneは、Apple又は正規店にて無償でバッテリー交換をしてもらえる。
比較表を見ると分かる通り、非正規iPhone修理店アイサポとダイワンテレコムのバッテリー交換費用は、新しいモデルであっても1万円以下。
一方Appleや正規店を利用する場合、無償交換の条件を満たしていなければ、iPhone7などの古い機種であってもであっても1万円は超えてしまう。
アイサポとダイワンテレコムのバッテリー交換費用詳細は、以下の公式サイトから確認してほしい。
又、Apple(正規店含む)でのiPhoneバッテリー交換費用詳細については、以下の公式サイトで確認出来る。
iPhoneのバッテリー交換はどこに依頼すべき?

iPhoneのバッテリー交換は、Appleや正規店或いは非正規修理店で行なってもらえる。
Appleや正規店に依頼した方が良い人は以下の通り。
逆に非正規iPhone修理店に依頼した方が良い人は以下の通り。
非正規のiPhone修理店でバッテリー交換を行うと、純正バッテリーに交換してもらえない為、交換後に警告が出るなどのデメリットがある。
その反面、AppleCare+に加入していなくても比較的低価格で、スピーディーに交換してもらう事ができるといったメリットがある。
Appleや正規店の利用と、非正規店の利用についてはそれぞれメリット&デメリットがあるので、自分に合った修理店に依頼するようにしよう。
但し、非正規修理店はお店により金額も対応も修理後保証の内容も、何もかもが大きく異なる場合がある為、評判が悪いような非正規修理店は、絶対に避けるようにしてほしい。
筆者がおすすめしている非正規iPhone修理店は、既に本記事で紹介した通りアイサポとダイワンテレコム。
それぞれの店舗の詳細についてや、筆者が実際にバッテリー交換を行なった体験レビューについては、『iPhone修理アイサポの評判・口コミを元修理店社長が徹底調査』と『iPhone修理ダイワンテレコムの評判や口コミを徹底解説』で紹介している。
iPhoneのバッテリー交換に関するよくある質問

ここでは、iPhoneのバッテリー交換に関するよくある質問と答えを見ることが出来る。
バッテリー交換を検討している人は必ず確認しておいてほしい。
iPhoneのバッテリー交換で後悔する事はない?
バッテリー交換を依頼する修理店選びに失敗すると、後悔するような事になる可能性があるので注意が必要だ。
バッテリー交換後に後悔しないためにも、「iPhoneのバッテリー交換はどこに依頼すべき?」の項目は必ず目を通しておいてほしい。
iPhoneのバッテリー交換でデータが消える事はない?
Appleや正規店でバッテリー交換を行う場合、事前にデータ消去(初期化)を行わなければならない場合もあるようなので、必ず事前に確認するようにしておこう。
一方非正規修理店の場合、基本的に事前にデータ消去(初期化)する必要はない。
ただ、事前に初期化の必要が無かったとしても、万が一という事があるので、バッテリー交換前にはバックアップを取っておくようにした方が良い。
iPhoneのバッテリー交換は最大容量何%でやるべき?
iPhoneのバッテリー交換時期は、最大容量85%が一つの目安となるだろう。
但し、それはあくまで目安であるため、仮に最大容量90%以上であったとしても、充電の減りが早いと感じるようなら、交換してしまった方が良い場合もある。
iPhoneのバッテリー交換時期に関しては、「iPhoneのバッテリー最大容量が80%以下!交換必要?」で詳しく解説している。