「iPhoneを水に落としたら、電源がつかなくなった…」
「バックアップをとっていなかった!データはどうなる?」
「すぐにできる対処法を知りたい!」
iPhoneを水没させてしまい、電源がつかなくなった時には、正しい対処法とやってはいけないNG行動がある。
間違った対処をしてしまうと、復活できたはずのiPhoneが完全に壊れてしまう危険性があるので注意が必要だ。
そこで本記事では、元iPhone修理店経営者の筆者が以下の内容を詳しく解説していく。
- 水没iPhoneの復旧率と復活可能かどうかの判断基準
- やってはいけないNG行動と正しい対処法5ステップ
- バックアップがないけどデータは取り出せる?
- Apple正規店での修理費用と修理店選びのポイント
- 今後のために知っておきたい水没予防対策
この記事を読めば、水没iPhoneの復活の可能性を最大限に高める対処法がわかる。焦らず、まずは本記事の手順に沿って対応してほしい。
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【結論】水没iPhoneは専門業者であれば70%以上の確率で復活可能

水没したiPhoneでも、適切な対処をすれば復活できる可能性は十分にある。ここでは復旧率のデータと、復活できるかどうかの判断基準について以下の通り解説していく。
それぞれ順番に詳しく見ていこう。
修理店7社の水没復旧率を調査
「水没したiPhoneは本当に復活できるの?」と不安に思う方も多いだろう。
そこで筆者が、iPhoneの水没修理に対応している修理業者7社の公式サイトを調査し、水没復旧率のデータをまとめた。

調査の結果、業者でのiPhone水没復旧率は70〜100%となっていることが見えてきた。ただしこれは水没後すぐに適切な対処をして持ち込んだ場合の数値だ。
スマホゴールド新宿本店のブログには以下のような記載がある。
水没後まもなくの復旧率は95%程度、水没当日の修復率は90%程度で、1週間以内で85%程度、1か月経過で65%程度となっております。
引用:スマホゴールド|水没修理
iPhoneが水没で電源不可になったとしても、専門業者に依頼すれば高確率で復旧できる。ただし、復旧率を高める最大のポイントは「すぐに適切な対処をすること」と「NG行動をしないこと」だと言えるだろう。
修理店での「復旧」には2種類ある。
- 電源復旧
iPhoneの電源を復活させてバックアップを取れる状態にする - データ復旧
電源は復旧できないが、データだけを取り出す
修理店ではまず「基板修理(電源復旧)」を目指すが、基板の損傷が激しい場合は「データ復旧のみ」となるケースもある。
専門業者であれば、たとえ電源が復旧できないほど酷い状態になってしまったiPhoneでも、データだけは救出できるという可能性があるので、諦めずに修理店へ相談してみよう。
復旧の可能性が高いケース
以下のような状況であれば、復旧の可能性は比較的高い。
- 水没から24時間以内に対処している
- 水没後に電源を入れていない・充電していない
- 真水(お風呂、洗面台、トイレなど)に落とした
- 水没前に画面割れや変形がなかった

筆者が修理店を経営していた時も、「水没直後に電源を切ってすぐ持ち込んだ」というケースは復旧率が高かった。逆に水没の後、適切な対処をせずにしばらく放置していたというパターンは、復旧が難しいケースが多かったので注意してほしい。
復旧が難しいケース
以下のようなケースは復旧が難しい傾向にある。
- 水没から1週間以上経過している
- 水没直後に電源を入れた・充電した
- 海水・ジュースなど不純物を含む液体に浸かった
- 水没前から画面割れや変形があった
特に海水は塩分による腐食が急速に進むため、早急な対応が必須だ。海やジュースなど真水以外の液体で水没させた場合は、一刻も早く修理店に相談しよう。

水没直後にやってはいけないNG行動3つ

水没後に焦って間違った対処をすると、復活できたはずのiPhoneが完全に壊れてしまう危険性がある。
そこでここでは、水没後に絶対に避けるべき行動3つを解説していく。
順番に詳しく見ていこう。
充電する・電源を入れる
iPhoneが水没して電源がつかなくなった場合、慌ててすぐに電源をつけようとするのはNGだ。
iPhone内部に水が入っている状態で電源を入れたり充電したりすると、基板がショートしてしまい、復活が不可能になる危険性がある。
充電や電源を入れるのは、内部までしっかり乾燥させてからにしよう。
本体を大きく振る・強く叩く
iPhoneが水没した後に大きく振ったり強く叩いたりするのもNG。
なぜなら内部に入った水が移動して、基板や他の部品に浸透してしまう可能性があるからだ。
「水を出そう」と思ってやりがちだが、状況をさらに悪化させてしまうのでやめておこう。
ドライヤーで乾かす
iPhoneは水だけでなく、熱にも弱い精密機器だ。熱風は内部の部品やバッテリーにダメージを与える可能性があるため、ドライヤーを使ってiPhoneを乾かそうとするのはおすすめしない。(冷風であっても、風により本体内部に水分を広げてしまう危険性がある)

水没後の正しい対処法5ステップ

ここからは、iPhoneを水没させてしまった場合の正しい対処法を5つのステップで解説していく。
iPhoneが水没したら、まずは電源を切ろう。
電源が入ったままだと基板がショートする危険性があるため、すぐに電源を切ることが非常に重要だ。
電源の切り方は機種によって異なる。
iPhone X以降(Face ID搭載モデル)
- サイドボタンと音量ボタン(上または下)を同時に長押し
- 「スライドで電源オフ」が表示されたらスライド
iPhone8以前/SE2・3
- サイドボタン(またはトップボタン)を長押し
- 「スライドで電源オフ」が表示されたらスライド
既に電源が切れている場合は、絶対に電源を入れないこと。
電源を切ったら、すぐに本体の水分を拭き取ろう。
- ケースを外して本体全体の水分をしっかり拭き取る
- コネクタ部分(充電口)は本体を優しく叩いて水を出す
- スピーカーやマイク部分も同様に拭き取る
内部を傷つける可能性があるので、コネクタに綿棒を強く差し込むのはNG。
水分を拭き取ったら、SIMトレイを取り出そう。内部に水が入り込んでいる可能性があるため、トレイを外して乾燥を促進させる。
- SIMトレイを取り出す
- SIMカードとSIMトレイの水分を拭き取る
- トレイは外したままにしておく(乾燥しやすくなる)
次に、iPhone内部を乾燥させる。
乾燥を促進させる為、本体を乾燥剤と一緒にジップロックなどの密閉袋に入れ、最低24時間、できれば48時間放置しておこう。
乾燥方法
- 本体を新聞紙やキッチンペーパーで軽く包む
- ジップロックなどの密閉袋に乾燥剤と一緒に入れる
- 直射日光を避け、風通しの良い場所で24〜48時間放置
乾燥剤は以下のようなもので問題ない。
NG行動
- ドライヤーで乾かす(熱でダメージ)
- 電子レンジで乾かす(絶対NG)
- 途中で電源を入れて確認する(ショートの危険)
焦る気持ちはわかるが、すぐに適切な対処を行うかどうかが復旧率を大きく左右する。
24〜48時間の乾燥後、電源を入れて動作確認をしよう。
- 電源を入れる
- 正常に起動したら動作確認
- 問題なければすぐにバックアップを取る
電源が入った場合でも、一度水没したiPhoneは完全に元に戻ることはない。
水没後のiPhoneはいつ再び電源が入らなくなるかわからない状態なので、すぐにバックアップを取り、買い替えを検討した方が良いだろう。
対処法を試しても電源が入らない場合は、次のセクション「電源がつかない場合の対処法」へ進もう。
電源がつかない場合の対処法

「水没後の正しい対処法5ステップ」を行っても電源が入らない場合は、以下の対処法を試してみよう。
順番に詳しく見ていこう。
強制再起動を試す(機種別手順)
通常の方法で電源が入らない場合、強制再起動を試してみよう。
強制再起動の手順は機種によって異なる。
iPhone8 以降/ SE2・3

- 音量ボタン(上)を押してすぐ離す
- 音量ボタン(下)を押してすぐ離す
- サイドボタンを長押し
- Appleロゴが表示されたら離す
上記の1〜4を素早く順番に行う必要がある。うまくいかない場合は再度試してみよう。
iPhone7 / 7Plus

- 音量ボタン(下)とサイドボタンを同時に長押し
- Appleロゴが表示されたら両方のボタンを離す
iPhone6s 以前/ 初代SE
- ホームボタンと電源ボタンを同時に長押し
- Appleロゴが表示されたら両方のボタンを離す
筆者が修理店を経営していた時、お客様から「電源がつかない」と相談を受け、強制再起動を試したところ復旧したケースが何度もあった。ダメ元でも一度は試してみる価値がある。
それでもダメなら修理店へ
強制再起動を試しても電源が入らない場合は、できるだけ早く水没修理に対応している修理業者に相談しよう。
時間が経つほど基板の腐食が進み、復旧率は下がっていく。特に海水やジュースなど不純物を含む液体で水没した場合は、一刻を争う状況だ。
なお、Appleや正規店ではデータ復旧には対応しておらず、水没修理は「端末交換」となり、内部データは消えてしまう。
バックアップを取っておらず、どうしてもデータを救出したい場合は、水没修理・基盤修理に対応している専門業者に依頼しよう。
水没修理でおすすめの業者については、「【2026年】iPhoneデータ復旧業者おすすめ5選|基盤修理の実績と評判で選ぶ」で詳しく紹介している。
バックアップをとってない!データは取り出せる?

結論から述べると、専門業者であれば「バックアップをとっていない」「電源が入らない」といった場合でも、データを取り出せる可能性は高い。ただし業者によって対応の可否が分かれるため、業者選びが重要となる。
専門業者での復旧方法は主に以下の2種類がある。
水没で損傷した基板を洗浄・修復し、iPhoneの電源が入る状態に戻す。電源復旧すればデータはそのまま残っているので、バックアップを取ることができる。
電源復旧ができない場合でも、基板から直接データを取り出せるケースがある。取り出したデータはUSBなどで受け取ることができる。
水没修理に対応している業者では、まずは「基板修理による電源復旧」を目指し、それが難しい場合は「データ取り出し」という流れになることが多い。
業者を選ぶ際は、水没修理・基板修理の実績、料金体系の明確さ、セキュリティ面(プライバシーマーク取得など)、口コミなどをチェックしよう。
悪質な業者に依頼すると、高額請求やデータ未復旧のトラブルに巻き込まれる可能性があるので注意が必要だ。
費用は業者によって大きく異なるが、参考までに筆者が最もおすすめしているFIREBIRDの場合、基板修理は合計34,780円(税込)となっている(成功報酬型)。
詳しい料金や他の業者との比較については、「【2026年】iPhoneデータ復旧業者おすすめ5選|基盤修理の実績と評判で選ぶ」で紹介している。
Appleや正規店でのiPhone水没修理について

ここでは、Appleやカメラのキタムラなどの正規店でのiPhone水没修理について、以下の項目を解説していく。
それぞれ順番に見ていこう。
データ復旧はできない
Appleや正規店でのiPhone水没修理は、修理とは言っても端末交換扱いとなる。
データ復旧業者のように、基盤を修理してiPhoneを復活させるような対応は行っておらず、データ復旧・データ救出は出来ない。
なので、バックアップをとっていなければ、内部データは諦めるしかないので注意が必要だ。
水没修理(端末交換)料金
Appleや正規店でのiPhone水没修理(端末交換)料金は、AppleCare+加入の場合と非加入の場合とでは、大きく異なる。
AppleCare+なしの料金表
| iPhone | 水没修理料金 |
|---|---|
| Air | 114,800円 |
| 17シリーズ | 98,200円〜131,800円 |
| 16シリーズ | 76,800円〜123,800円 |
| 15シリーズ | 87,800円〜114,800円 |
| 14シリーズ | 87,800円〜114,800円 |
| 13シリーズ | 59,400円〜98,200円 |
| 12シリーズ | 59,400円〜98,200円 |
| 11 | 59,400円 |
| SE3 | 44,000円 |
| SE2 | 37,400円 |
水没に備えた予防対策3選

ここでは、iPhoneの水没に備えた対策を3つ紹介していく。
それぞれ順番に見ていこう。
防水ケース・ポーチを使う
iPhone7以降のモデルは、耐水性能を備えているが、完全防水機能を備えているわけではない。
出来る限り水没は避けたいという方には、少々高額であっても以下のような防水性の高いケースの使用をおすすめする。
このような防水機能が備わっているケースやポーチを使えば、水に落としてもiPhoneを水没状態にさせてしまう可能性を大幅に下げることができる。
ガラスコーティングを施す
スマホ用のガラスコーティングには様々な種類のものがあるのだが、防水や撥水性能を向上させることのできるものもある。
ガラスコーティングは、iPhone修理店などで施工できる場合が多いので、近隣に修理店があるなら問い合わせてみると良いだろう。
スマホ保険に入っておく
iPhoneが水没してしまった場合に備え、水没時の補償が付いているスマホ保険に加入しておく事も検討しておくといいだろう。
但しスマホ保険は通常、既に水没してしまっているiPhoneの加入はできないので注意が必要だ。

水没iPhoneに関するよくある質問

ここでは、水没iPhoneに関するよくある質問と答えを掲載していく。
水没したiPhoneは復活できる?
専門業者に依頼すれば、70〜100%の確率で復活できる可能性があります。ただしこれは水没後すぐに適切な対処をした場合の数値です。
詳しくは「修理店7社の水没復旧率を調査」をご覧ください。
バックアップなしでもデータは取り出せる?
専門業者であれば、電源が入らないiPhoneからでもデータを取り出せる可能性があります。
電源が入らず、バックアップもとってないような場合には、iPhoneデータ復旧・基盤修理専門のFIRE BIRDに依頼することをおすすめします。
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水没から何日まで復旧可能?
明確な期限はありませんが、水没してから時間が経つほど復旧率は下がります。
(水没当日は90%程度、1週間以内で85%程度、1ヶ月経過で65%程度という業者のデータもあります。)
参考:スマホゴールド|水没修理
そのため、できるだけ早く適切な対処をすることが、復旧率を高めるポイントと言えるでしょう。
自分で乾燥させれば直る?
乾燥剤とジップロックを使って24〜48時間乾燥させることで、電源が復旧する可能性が高まります。
参考:iPhoneデータ復旧のFIRE BIRD
ただし、一度水没したiPhoneは内部にダメージが残っており、完全に元に戻ることはありません。自然乾燥により電源復旧した場合でも、すぐにバックアップを取り、買い替えを検討した方が良いでしょう。
修理費用の目安は?
業者によって大きく異なりますが、筆者が最もおすすめしているFIREBIRDの場合、基板修理は合計34,780円(税込・成功報酬型)となっています。
なお、Appleや正規店での水没修理は端末交換(データ復旧不可)となり、AppleCare+未加入の場合、機種によっては10万円以上かかります。
水没しているか確認する方法は?
iPhoneには「LCI(液体侵入インジケータ)」という水没確認用のシールが内蔵されています。通常は白色ですが、水に濡れるとピンクや赤色に変色します。
詳しい確認方法については、「iPhoneの水没マークはどこ?見えない時の確認方法」で解説しています。
水没iPhoneの電源を復活させるためのポイントまとめ

水没して電源がつかなくなったiPhoneでも、専門業者であれば70%以上の確率で復活できる可能性がある。
復旧率を高めるポイントは以下の2つ。
- 水没後に電源を入れない・充電しない
- できるだけ早く対処する(時間が経つほど復旧率は下がる)
本記事で解説した5つのステップを試しても電源が入らない場合は、できるだけ早く専門業者に相談しよう。バックアップをとっていなくても、基板修理やデータ取り出しでデータを救出できる可能性がある。
ただし電源が復活した場合でも、一度水没したiPhoneは完全に元に戻ることはない。いつ再び電源が入らなくなるかわからないので、すぐにバックアップを取り、買い替えを検討した方が良いだろう。
基盤1台に3名の専門技師が対応するのは
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