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『iPhoneを水に落とした後、電源がつかない!至急、対処法が知りたい!』
『バックアップをとってない状態でiPhoneを水没させてしまった!どうすればいい?!』
iPhoneを水没させてしまい、電源がつかなくなった時には、やるべき対処法とやってはいけない間違った対処法がある。
しかし何が正しくて、何が間違った対処法なのか分からないという人も多いのではないだろうか。
水没時、焦らずに正しい対処法を実践すれば、iPhone復活の可能性が高まるので、ぜひ参考にしてほしい。
水没直後にやってはいけないNG対処法
まずは、iPhoneが水没した直後にやってはいけないNGな対処法として、以下の3つを説明していく。
焦ってNG対処法をやってしまうと、さらなる状況悪化を招いてしまう危険性があるので、最初にしっかりと目を通しておいてほしい。
充電する・電源をつける
iPhoneが水没し、電源がつかなくなってしまった場合、慌ててすぐに電源をつけようと、色々と試すのはやめた方がいい。
iPhone内部に水が入ってしまっている状態で電源をつけたり、充電したりすると、基板がショートしてしまい、復活が不可能となってしまう危険性がある。
充電したり、電源をつけようとするのは、内部までしっかり乾かしてからにしよう。
本体を大きく振るor強く叩く
iPhoneが水没した後に大きく振ったり強く叩いたりすると、内部に入った水が移動して、基板やそれ以外の部品に浸透していってしまう可能性がある。
状況をさらに悪化させてしまう可能性があるのでやめておこう。
ドライヤーで乾かす
ドライヤーを使ってiPhoneを乾かそうとする事もおすすめしない。
iPhoneは水に対してはもちろん、熱にも弱い精密機器だという事を理解しておこう。
水没後の対処法5ステップ
ここからは、iPhoneを水没させてしまい、電源がつかなくなってしまった場合の正しい対処法を以下の5つのステップで説明していく。
それでは、それぞれ詳しく説明していこう。
STEP1.水分を拭き取る
iPhoneを水の中に落としてしまった場合、すぐに水から取り出し、カバーを外してからタオル等でしっかりと水を拭き取ろう。
水分をしっかりと拭き取ったらSIMトレイを取り出し、SIMカード、SIMトレイの水分も拭き取る。
コネクタ内部の水分は、最初に本体を優しく叩いて水を排出し、その後先の細い綿棒を使うと拭き取りやすい。
STEP2.乾燥させる
iPhone内部を乾燥させる為、本体を新聞紙で包み、ジップロック等の密閉容器に乾燥剤と一緒に入れておこう。
その状態で、最低でも24時間放置するようにする。(時間があれば、48時間程度)
乾燥剤は、以下のようなものを使用すればOK。
STEP3.電源をつけてみる
乾燥の作業が終わったら、サイドボタン(スリープ/スリープ解除ボタン)を長押しして、電源が入るかどうかチェックしてみよう。
この時点で電源が入らない場合は、STEP4へ。
STEP4.強制再起動を試す
サイドボタン(スリープ/スリープ解除ボタン)を長押ししても電源が入らない場合は、強制再起動を試してみよう。
強制再起動の操作手順は、機種により多少異なるので、以下を参考にしてほしい。
iPhone8&SE2以降の強制再起動手順
- 音量ボタン上を押してすぐ離す
- 音量ボタン下を押してすぐ離す
- サイドボタンを長押しして、リンゴマークが出たら離す
上記手順の1~3を順番通りに手際よく行う必要があるので、うまく出来なかった場合は、再度1から試してみよう。
iPhone7の強制再起動手順
iPhone7の場合は、『音量ボタン下』と『スリープ/スリープ解除ボタン』を同時に長押しして、リンゴマークが出たら両方のボタンを離す事で、強制再起動することが可能だ。
iPhone6s&初代SEの強制再起動手順
iPhone6sと初代iPhoneSEは、『ホームボタン』と『スリープ/スリープ解除ボタン』を同時に長押しして、リンゴマークが出たら両方のボタンを離す。
強制再起動を試してみても、電源が入らないという場合は、STEP5へ。
STEP5.データ復旧業者に修理依頼
STEP.1から4まで試してみても、電源が入らなかった場合、データ救出が必須なのであれば、出来るだけ早めにデータ復旧業者に相談・修理依頼した方がいいだろう。
アップルストアなどのApple正規店では、データ復旧・データ救出は出来ないので注意が必要だ。
水没で電源がつかなくなったiPhoneを復活させる為の、おすすめデータ復旧業者については、以下の記事を参考にしてほしい。
水没して電源がつかなくなってしまったiPhoneは、その後復活したとしても、再び電源が入らなくなる可能性が高いので、注意しておいてほしい。
バックアップのとり方は、以下の記事を参考に。
アップルストアでのiPhone水没修理について
データ復旧は出来る?
アップルストアやその他のApple正規店でのiPhone水没修理は、修理とは言っても端末交換扱いとなる。データ復旧業者のように、基盤を修理してiPhoneを復活させるような対応は行っておらず、データ復旧・データ救出は出来ない。
従ってバックアップをとっていなければ、内部データは諦めるしかないので注意が必要だ。
水没で電源がつかなくなったiPhoneを復活させたいなら、アップルストアなどのApple正規店ではなく、データ復旧業者に修理依頼するようにしよう。(おすすめのデータ復旧業者については、以下の記事がおすすめ!)
Apple正規店での水没修理(端末交換)料金はどれくらいかかるの?
料金は以下の表を参考にしてほしい。
水没修理(端末交換)料金
AppleCare+なし
iPhoneのモデル | 水没修理料金(税込) |
---|---|
14ProMax/15ProMax | 114,800円 |
14Pro/15Pro | 105,800円 |
XsMax/11ProMax/12ProMax/13ProMax/14Plus/15Plus | 96,800円 |
X/Xs/11Pro/12Pro/13Pro/14/15 | 87,800円 |
12/13 | 68,800円 |
8Plus/XR/11/12mini/13mini | 59,400円 |
7/7Plus/8 | 48,200円 |
SE3 | 44,000円 |
SE2 | 37,400円 |
AppleCare+あり
AppleCare+に加入している場合は、一律12,900円となっている。
iPhoneの水没に備えた対策2選
防水カバーを使用する
iPhone7以降のモデルは、耐水性能を備えているが、完全防水機能を備えているわけではない。
そしてiPhoneを水没させてしまうと、場合によっては修理代で10万円程度かかってしまう可能性がある。
そのため、出来る限り限り水没は避けたいという人には、少々高額であっても以下のような防水性の高いケースの使用をおすすめする。
スマホ保険に入っておく
iPhoneが水没してしまった場合に備え、水没時の補償が付いているスマホ保険に加入しておく事も検討しておくといいだろう。
但しスマホ保険は通常、既に水没してしまっているiPhoneの加入はできないので注意が必要だ。
スマホ保険について詳しくは、以下の記事を確認してほしい。
まとめ
iPhoneを水没させて、電源がつかなくなった場合には、慌てずにまずは本記事で説明した正しい対処法を試していただきたい。
そしてiPhoneが復活した場合には、出来るだけ早めにバックアップをとっておこう。
自分で対処法を試してみても、どうしても電源がつかないという場合には、出来るだけ早めに修理店に相談を。
修理に出す場合、内部データの復旧がどうしても必要な場合には、データ復旧業者へ依頼する事をオススメする。しかしAppleCare+に入っていて、内部データの復旧はとくに必要ないというのであれば、アップルストアなどのApple正規店で端末交換してもらうのがベストな選択と言えるだろう。