壊れたiPhoneの捨て方6選|初期化できない時の処分方法も解説

壊れたiPhoneの捨て方6選を元買取店経営者が解説する記事のアイキャッチ画像

「壊れたiPhoneって、普通に捨てていいの?」
「初期化できないまま処分しても、データは大丈夫?」
「捨てる前に、まだ売れる可能性はない?」

壊れたiPhoneを放置していたり、むやみに処分すると、データ流出・発火事故・自治体ルールに違反という3つのリスクが絡んでくる。

しかし処分方法は複数あり、状態や目的によって最適解が違うため、何を基準に選べばいいかわからず迷う人も多いことだろう。

この記事では、Apple製品買取販売・修理店を10年以上経営した実績を持つ筆者が、以下の内容を詳しく解説していく。

  • 壊れたiPhoneの処分方法6つの比較表
  • 初期化できないiPhoneの対処法
  • 売れるかも!捨てる前のチェックリスト
  • iPhoneを物理破壊してくれる業者2選

壊れたiPhoneを安全かつお得に処分したい方は、このまま読み進めてほしい。

この記事を書いた人
プロフィール

みっつー
元Apple製品買取販売&修理店社長

Apple製品買取販売&修理店を2012年から10年以上運営→7店舗まで拡大した実績あり→1店舗の最高年間売上1億4千万円達成→事業譲渡→現在はフリーランスとして活動中

▼取得済試験
・スマートフォン・モバイル実務検定試験
・モバイル技術基礎検定試験

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壊れたiPhoneの捨て方【比較表で早分かり】

壊れたiPhoneの捨て方全体像を示すイメージイラスト

壊れたiPhoneの処分方法は大きく6つに分かれる。それぞれ費用・手間・データ安全性が違うため、まずは全体像を比較表で押さえてほしい。

それぞれ詳しく見ていこう。

処分方法6選の比較表

壊れたiPhoneの処分ルートは、主にキャリアショップ・自治体回収・Appleリサイクル・家電量販店・フリマアプリ・iPhone買取業者の6つだ。

以下の表で費用・初期化の要否を比較できる。

壊れたiPhoneの処分方法6つを費用と初期化要否で比較する一覧表
壊れたiPhoneの処分方法6つを費用と初期化要否で比較する一覧表(スマホ向け)
スクロールできます
処分方法費用事前初期化
キャリアショップ無料必要
自治体の小型家電回収ボックス無料必要
Appleのリサイクルプログラム無料必要
家電量販店の回収サービス店舗により無料〜有料必要
メルカリ・ヤフオクで売却収入あり必要
iPhone買取業者で売却収入あり業者による

どうしても初期化できないiPhoneの場合は、データ漏洩リスクがあるため、「【初期化不要】壊れたiPhoneを破壊してくれる業者2選」で解説している物理破壊業者(リネットジャパン・ZAURUS)の利用を検討してほしい。

迷ったらこの3択

Apple製品の買取販売・修理店を10年以上運営してきた筆者として、数多くの「壊れたiPhoneをどう処分したら良いか分からない」という相談を現場で受けてきた。

その経験から、初心者がまず候補にすべきは以下の3択になる。

  • 少しでもお金にしたい
    iPhone買取業者に売却(壊れていても値が付くケースは多い)
  • 無料で手早く処分したい
    自治体の小型家電回収ボックス or Appleのリサイクルプログラム
  • 初期化できない状態で処分したい
    物理破壊業者

この3つは目的が明確に分かれており、状況に合わせて選べば失敗しにくい。

みっつー

次の章では、処分前に必ずやっておくべき準備を3ステップで解説していきますよ。

放置しないで!壊れたiPhoneの2大リスク

壊れたiPhoneを放置した場合の2大リスクを示すイメージイラスト

壊れたiPhoneを自宅の引き出しに放置していると、データ流出・発火事故の2つのリスクが同時に進行する。

いずれにしても、壊れたiPhoneの放置は時間経過とともに状況が悪化するため、早めの処分が望ましい。

それぞれのリスクを順番に見ていこう。

1.データ流出のリスク

壊れたiPhoneを放置していると、盗難・紛失時の情報漏洩リスクが常に付きまとう。引き出しに眠ったままのiPhoneは持ち主の監視が弱くなるため、家族や来客による誤持ち出し、空き巣被害、引っ越し時の紛失などで第三者の手に渡る危険がある。

「壊れているから大丈夫」は誤解

壊れて電源が入らないiPhoneでも、本体内部にはデータが残っている。基板を取り出してメモリチップを直接読み出せば、写真・連絡先・パスワード・クレジットカード情報まで復元できる可能性があるのだ。

iPhoneは、初期化していない限りデータが端末内に保持される前提で設計されている(Apple公式サポート)。
つまり、放置されたiPhoneは「潜在的な情報漏洩デバイス」として家の中に眠り続けていることになる。

対策として、早めに初期化を行うか、どうしても初期化できない場合は、物理破壊してくれる業者(リネットジャパン・ZAURUSなど)を利用することが重要だ。

2.バッテリーの発火・膨張

iPhoneに内蔵されているリチウムイオンバッテリーは、使っていなくても経年劣化で膨張する性質がある。膨張が進むと画面を押し上げて本体を変形させ、最終的には発火する恐れもあるのだ。

リチウムイオンバッテリーが原因の火災は、東京消防庁でもスマートフォンが主要な出火製品として注意喚起されている。壊れたiPhoneは内部ショートが発生しやすく、常温の部屋でも発火事故の報告があるので注意してほしい。

発火リスクが高まる兆候

  • 画面とフレームに隙間が見える
  • 画面が膨らんでいる
  • 異常に熱を持っている

すでに膨張しているiPhoneは絶対に自分で分解しない方が良い。膨張したバッテリーに穴が開くと急激な発火・爆発につながる可能性があるため、専門業者への直接持ち込みが確実だ。

壊れたiPhoneを捨てる前に必ずやるべき準備

壊れたiPhoneを捨てる前の準備チェックリストを示すイメージイラスト

壊れたiPhoneを処分する前の準備を怠ると、情報漏洩や処分拒否といったトラブルの原因になる。

そこでここでは、安全かつスムーズに処分を進めるために必ずやるべき3つのステップを紹介していく。

それぞれのステップを順番に見ていこう。

1. データのバックアップを取る

壊れたiPhoneを処分する前に、最初にやるべきはデータのバックアップだ。iCloudまたはパソコンのiTunes/Finderを使ってデータを保存しておこう。

一度処分してしまった端末からデータを取り戻すことは事実上できない。機種変更後のデータ移行をスムーズにするためにも、大切な写真や連絡先を失わないためにも、バックアップは処分前の必須ステップだ。

バックアップの取り方

  • iCloud
    設定 → 自分のApple ID → iCloud → iCloudバックアップ → 「今すぐバックアップを作成」
  • パソコン
    iPhoneをケーブル接続 → Finder(Mac)/iTunes(Windows) → 「今すぐバックアップを作成」

バックアップの詳しい手順は、Apple公式サポートで確認できる。

2. 「iPhoneを探す」をオフにして初期化する

iPhoneを処分する前には、必ず「iPhoneを探す」をオフにして初期化を行うことが重要だ。

「iPhoneを探す」がオンのまま処分するとアクティベーションロックが残り、買取業者で受け付け拒否されたり、査定額が大幅に下がる原因になる。

画面操作ができない場合でも、iCloud.comやパソコンを使えば、初期化や「iPhoneを探す」をオフにすることが可能なので、必ず実行してほしい。

初期化の詳しい手順は、Apple公式サポートでも解説されているので、参考にしてほしい。

3. SIMカードを抜く

iPhoneにSIMカードが挿入されている場合、処分前に必ず抜いておこう。SIMには電話番号が紐づいているため、そのまま処分すると悪用されるリスクがある。

SIMピンがない場合は、クリップの先を真っ直ぐに伸ばして代用できる。本体側面のSIMトレイ穴に差し込み、軽く押せばトレイが出てくるので試してほしい。
取り出したSIMは物理的に小さいため、誤って一緒に捨てないよう注意して保管するか、契約中のキャリアに返却しよう。

iPhone17シリーズ以降は日本を含む多くの市場でeSIM専用となっており、物理SIMスロットが搭載されていない。その場合、SIMを物理的に抜く作業は不要で、初期化の際にeSIMも合わせて消去される。

初期化できないiPhoneの対処法【症状別4パターン】

初期化できないiPhoneの症状別対処フローチャート
初期化できないiPhoneの症状別対処法の対応表(スマホ向け)

電源が入らない、リンゴループから抜け出せない、画面が真っ暗で操作できないなど、通常の方法ではiPhoneを初期化できないケースは多い。
こうしたケースでは、症状ごとに取るべき対処法が異なるため、まずは自分のiPhoneの状態を見極めることが重要になる。

筆者が買取販売・修理店を経営していた頃も、「初期化できないiPhoneをどうすればいいか」という相談は非常に多く、症状に応じて対応方法を変えていた。

ここでは現場での経験を踏まえ、【症状別】初期化できない場合の4つの対処法を紹介していく。

それぞれ症状ごとに見ていこう。

画面操作できない場合

画面が割れている、タッチが効かない、液晶が真っ黒など、画面操作ができなくても、リカバリーモードまたはiCloud.comからの遠隔消去で初期化できる可能性が高い。

使い分けの目安

  • パソコンがある:
    リカバリーモード(筆者の現場経験では、画面操作不可の端末の約7〜8割がこの方法で成功)
  • パソコンがない:
    iCloud.comから遠隔消去(ただし、「iPhoneを探す」がオンになっていることが条件)

どちら手順も、壊れたiPhone買取おすすめ業者4選で詳しく解説している。

リンゴループ・起動不良の場合

iPhoneの電源は入るが、Appleロゴが表示されたまま何度も再起動を繰り返す(リンゴループ)、画面が真っ黒のまま起動しない、といった起動不良なら、iOS修復ソフトを使って起動できるかもしれない。

iMyFone Fixppo・Tenorshare ReiBoot・UltFone iOS System Repairなどが代表的で、筆者が買取販売・修理店を経営していた頃にも、こういったソフトで修復困難と思われた端末の50%以上を復活できた記憶がある。

iOS修復ソフトで解決できる主な症状

  • リンゴループから抜け出せない
  • 画面真っ黒のまま起動しない
  • 画面がフリーズ

ただし、いずれのソフトも有料であり、基板や部品が物理的に壊れている場合、ソフトウェアでは対処できないという点は事前に知っておこう。

バッテリー不良・コネクタ故障の場合

ボタンを押しても電源が入らない、充電ケーブルに反応しないといった場合、バッテリー不良やコネクタ故障が原因かもしれない。そういった場合は、修理店での部品交換で初期化可能な状態に戻せる。

ただし修理店での部品交換は有料のため、処分予定のiPhoneに修理代を払うのはもったいないと感じる方も多いだろう。

「修理代をかけてまで初期化する必要はない」と感じるなら、物理破壊業者に処分依頼することをおすすめする。
iPhoneを物理的に完全破壊してしまえば、データ復元の可能性がゼロになるうえ、修理代よりも圧倒的に安く済む。

水没・基板故障や費用をかけたくない場合

以下のようなケースで初期化ができない場合は、物理破壊業者に依頼するのが最も現実的だ。

物理破壊業者が向いているケース

  • 水没で基板が腐食しており電源復旧の見込みがない
  • 基板そのものが壊れていて修理店でも直せない
  • iOS修復ソフトや修理代にお金をかけたくない
  • 修理代が端末の買取価格を上回りそう
みっつー

水没で電源が入らない場合は、「水没して電源がつかないiPhoneを復活させる為の5ステップ」を確認して、まずは対処法を試してみて。

物理破壊業者(リネットジャパン・ZAURUS)であれば、基板ごと物理的に破壊してくれるため、データ復元の可能性がゼロになる。

料金もリネットジャパンはパソコンと同梱で無料、ZAURUSは1,280円程度と、修復ソフトや修理代より圧倒的に安く、確実に処分できる。

初期化できないまま放置したり、不用意に捨てたりすると情報漏洩のリスクが残り続けるので、早めの対処が望ましい。

物理破壊業者については、後述の「【初期化不要】壊れたiPhoneを破壊してくれる業者2選」で比較しながら詳しく解説している。

壊れたiPhoneも売れる可能性あり!捨てる前にチェック

壊れたiPhoneでも売れる可能性があることを示すイメージイラスト

「画面バキバキ」「電源が入らない」「水没した」など、壊れたiPhoneはもう価値がないと思い込んでいないだろうか。

実は、壊れたiPhoneであっても、買取業者では想像以上の金額で売れるケースが意外と多い。
捨てる前に売却の可能性を確認するだけで、数千円〜1万円以上の差が生まれることもあるのだ。

そこでここでは、壊れたiPhoneでも売れる可能性があるということを知ってもらうため、以下の2項目を詳しく解説していく。

順番に詳しく見ていこう。

壊れていても売れる!元買取店オーナーが見てきた実態

筆者がApple製品買取販売・修理店を経営していた10年間で、電源が入らない・画面が映らない・水没しているiPhoneでも、機種によっては1万円以上で買い取れたケースは数多くあった。

iPhoneは中古市場での需要が高く、部品単体としての価値もあるため、ジャンク品扱いであっても値段が付きやすいのだ。

みっつー

筆者が経営していた買取店では、原型を留めてさえいれば、電源不可や水没でも買取対応してましたよ。

特に電源が入らないiPhoneは、売却できないと思っている人が多い。しかし実際には、買取業者選びを間違えなければ値段がつく可能性は十分にあるというのが現場の実態だ。

詳しくは、「電源がつかないiPhoneは買取できる?」の記事で症状別の売却可能性を解説している。

データ消去できないiPhoneでも売れる?

「壊れたいて初期化できないけど、売却したい。でも内部データの流出が心配」という場合は、データ消去証明書を発行できる買取業者を選べば問題ない。
業者側で専用ソフトを使ってデータ消去を行ってくれるため、情報漏洩のリスクを抑えつつ現金化できる可能性がある。

みっつー

基板故障などで、データ消去専用ソフトが使えないと言われた場合は、売却を諦めて物理破壊業者に依頼することをおすすめします。

壊れたiPhoneの捨て方・処分方法6選

壊れたiPhoneの処分方法6つの選択肢を示すイメージイラスト

ここからは、『処分方法6選の比較表』で紹介した6つの処分方法をそれぞれ詳しく解説していく。自分のiPhoneの状態や優先したいこと(コスト・手間・現金化)に合わせて、最適な方法を選んでほしい。

それぞれの方法を順番に見ていこう。

キャリアショップで処分

ドコモ・au・ソフトバンクなどのキャリアショップでは、使用済みスマートフォンのリサイクル回収サービスを無料で提供している。

契約中の店舗に持ち込むだけで処分が完了するため、手間がかからず安心感がある。故障している端末でも回収可能だ。

キャリアのスマホリサイクル情報

キャリア回収は原則として自分で初期化してから持ち込むのが前提となる。初期化できないiPhoneは物理破壊業者の利用がおすすめだ。

自治体の小型家電回収ボックスで処分

多くの自治体では、iPhoneを含む使用済み電子機器を回収する専用ボックスを役所や公民館などに設置している。誰でも自由に投函できるため、近くに立ち寄れる場所がある方には便利だ。

ただし、対応の可否や設置場所、対応品目は自治体ごとに異なる。

実際に利用する前に、お住まいの自治体のホームページで最新情報を確認してほしい。

初期化とSIMカードの抜き取りは必ず済ませておこう。

Appleのリサイクルプログラムで処分

Appleでは、不要になったiPhoneなどのApple製品を回収する、Appleのリサイクルプログラムを提供している。Apple公式ルートで処分したいという方は、利用検討してみると良いだろう

リサイクルプログラムは、下取りプログラム(Apple Trade In )とは異なるので注意しておこう。

家電量販店の回収サービスで処分

ヤマダ電機・ビックカメラ・ヨドバシカメラなどの家電量販店でも、使用済みiPhoneの回収サービスを提供している店舗が多い。

買い物や新しい端末の購入ついでに処分できるため、一度の外出で完結させたい方に向いている。

料金や受付方法(ボックス投函/カウンター対応/宅配回収など)は店舗によって異なるため、事前に確認してほしい。

初期化は自分で済ませてから持ち込むのが前提となっている。

メルカリ・ヤフオクなどでジャンク品として売る

「処分するくらいなら少しでも現金化したい」という方には、メルカリ・ヤフオクなどのフリマ・オークションサイトでのジャンク売却という選択肢もある。

壊れたiPhoneでも、部品取りや修理の練習目的の購入者の需要があるため、数百円〜数千円で売れるケースは珍しくない。

ただし、出品・写真撮影・商品説明作成・購入者対応・発送作業など、手間がかかりクレームや返品リスクも伴う。初期化もトラブル防止のため必須だ。

手間をかけずに現金化したい方は、次のiPhone買取業者の方が効率的でおすすめだ。

iPhone買取業者に売却する

壊れたiPhoneを最も高く、かつ手間なく現金化できるのが、iPhone買取専門業者への売却だ。筆者が経営していた買取店でも、電源が入らない・画面が映らないといった壊れたiPhoneが、数千円〜1万円以上で買取対象になるケースは数多くあった。

買取業者を選ぶ最大のメリットは、ジャンク品でも値段が付きやすく、査定から入金まで短期間で完結することだ。

宅配買取なら自宅から一歩も出ずに手続きできる。さらに、フリマ売却のような購入者側とのトラブルもないので、現金化したい方にはおすすめだ。

iPhone買取業者が向いている方

  • 壊れているが少しでも現金化したい
  • フリマ出品の手間を避けたい
  • 早く処分を完了させたい
みっつー

どこの買取店でも壊れたiPhoneを買い取ってくれるわけではないという点には注意しておきましょう。

壊れたiPhoneに対応しているおすすめ買取業者」では、元買取店社長の視点から、ジャンク品iPhoneの買取に対応している買取店を厳選して紹介している。
症状別の買取相場も一覧で確認できるので、売却を検討する際の参考にしてほしい。

【初期化不要】壊れたiPhoneを破壊してくれる業者2選

初期化不要の物理破壊業者2選を示すイメージイラスト

電源が入らない・画面が映らない・水没しているなど、初期化できないiPhoneを安全に処分するなら、物理破壊業者への依頼が最も確実だ。基板ごと物理的に破壊してくれるため、データ復元の可能性がゼロになる。

ここでは、筆者が業者目線で見ても信頼できる2社(リネットジャパン・ZAURUS)を紹介する。

順番に詳しく見ていこう。

リネットジャパン vs ZAURUS 比較表

どちらの業者を選ぶかは「自宅から送りたいか、目の前での破壊を確認したいか」で決まる。主要な違いを以下の表にまとめた。

物理破壊業者リネットジャパンとZAURUSのサービス比較表
物理破壊業者リネットジャパンとZAURUSのサービス比較表(スマホ向け)
スクロールできます
項目リネットジャパンZAURUS
処分方法宅配回収(全国対応) 店頭持込(5店舗)
宅配も可
料金 パソコンを含む回収なら1箱無料
2箱目以降または単独は1,848円(税込)/箱 
1台1,280円(税込)〜
おまかせデータ消去1台3,498円(税込) 標準で破砕
データ消去証明書付き
データ消去方法Blancco(ソフト)+専用機で物理破砕専用シュレッダーで4×15mmに粉砕 
消去証明書おまかせ消去利用時のみ(粉砕後の写真記載)全利用者に発行
破壊の目視確認不可(証明書で確認)店頭のみ可能
国の認定環境省・経済産業省認定(認定番号第24号)総務省ガイドライン準拠
データ出典: リネットジャパン公式 / ZAURUS公式

リネットジャパン(宅配・全国対応)

リネットジャパン

リネットジャパンは、環境省・経済産業省から認定を受けた小型家電リサイクル法の認定事業者(認定番号第24号)で、全国どこからでも宅配で利用できる。

壊れたiPhoneをダンボールに詰めて送るだけで処分が完了するため、近くに物理破壊業者がない方に最適だ。

元買取店経営者の視点で見ても、リネットジャパンは信頼性が高い業者だ。国の認定を受けている点で、回収後の処理フローが追跡されており、個人情報の取り扱いも立入検査を受けた工場で処理される。

データ消去は、iPhoneを送る前に自分で初期化しておくのが原則。
ただしどうしても初期化できない場合は「おまかせ安全データ消去サービス(1台3,498円税込)」を利用すれば、Blanccoというデータ消去ソフトで確実に消去してもらえる。
ソフトで消去できない端末は、専用機で物理破砕してくれるので安心だ。

リネットジャパンが向いている方

  • 近くに物理破壊業者の店舗がない
  • 自宅から発送して処分を完結させたい
  • 国認定業者の安心感を重視したい

パソコン本体を含む回収なら1箱無料になるため、古いパソコンも一緒に処分する場合は特にお得だ(2箱目以降は1,848円税込/箱)。

ZAURUS(店頭で破壊を目視確認)

ZAURUS

ZAURUSは、スマホ専用シュレッダーで端末を破壊するサービスで、総務省のガイドラインにおいて推奨されている物理破壊方式のデータ消去を提供している。店頭利用なら最短15分で破壊作業を自分の目で確認でき、全利用者にデータ消去証明書が発行される。

料金は1台1,280円(税込)で、2台目以降は10%OFF(3台目以降は20%OFF)の割引がある。データ消去の確実性は高く、専用シュレッダーで4×15mmの破片まで粉砕されるため、データの復元は物理的に不可能になる。

ただし店舗は、2026年4月時点で新宿本店・青森・仙台・中野・守山(愛知)の5店舗に限られる。
近くに店舗がない方は、同社の宅配サービス(店頭と同じ破砕処理が受けられる)か、リネットジャパンを選ぶのが現実的だ。

ZAURUSが向いている方

  • 目の前で破壊されるのを確認したい
  • 店舗が通える距離にある
  • 全利用者向けの消去証明書が欲しい

よくある質問

壊れたiPhone処分に関するよくある質問セクションのイメージイラスト

ここでは、壊れたiPhoneの処分に関するよくある質問9つに回答していく。

壊れたiPhoneをそのまま燃えないゴミに出してもいい?

出さない方がよいです。iPhoneは小型家電リサイクル法の対象品目で、多くの自治体では「不燃ゴミ」ではなく「小型家電回収ボックス」や「危険ゴミ」に分別するよう案内されています。

自治体のルールに反した出し方は条例に基づく過料の対象になるケースもあるため、適切な方法で処分してください。

初期化できないiPhoneを捨てる一番安い方法は?

リネットジャパン(パソコン同梱なら無料)が最安です。単独利用でも1箱1,848円(税込)で宅配回収してくれます。

ZAURUSの店頭持込なら1台1,280円(税込)で目の前での破壊を確認できます。

どちらも初期化不要で、データ完全消去が業者側で完結します。

詳しくは「【初期化不要】壊れたiPhoneを破壊してくれる業者2選」で解説しています。

バッテリーが膨らんだiPhoneは持ち運んでいい?

強い衝撃や圧力を加えると発火・爆発のリスクがあるため、慎重な扱いが必要です。そのため、自分で分解するのは絶対に避けてください。

処分は宅配ではなく、店頭への直接持ち込みが安全です。リネットジャパン公式でも、膨張したバッテリーの宅配発送は禁止されているため、以下のいずれかを検討しましょう。

  • ZAURUSの店頭持込(新宿・青森・仙台・中野・守山の5店舗)
  • 壊れたiPhoneの買取に対応している買取店への店頭持込(買取可能なら現金化できる)
  • 修理店でのバッテリー交換
  • 自治体の「有害ゴミ」や「発火性危険物」回収(自治体のホームページで要確認)

バッテリーが膨らんでいる場合は、出来るだけ早急に対応してください。

アクティベーションロックがかかったままでも処分できる?

物理破壊業者(リネットジャパン・ZAURUS)なら処分できます。

買取業者ではアクティベーションロック解除が必須のケースが多いため、処分前に解除しておきましょう。

赤ロム(ネットワーク利用制限あり)のiPhoneは捨てられる?

問題なく処分できます。買取の場合、赤ロム対応の業者は限られますが、売却できるケースもあります。

詳しくは「iPhone赤ロムは買取できる?」の記事を参考にしてください。

SIMカードを抜き忘れて処分してしまった場合は?

契約状況によって対応が変わります。

契約中の場合は、キャリアに連絡してSIM停止の手続きを行いましょう。SIMには電話番号が紐づいているため、そのままだと不正通話やSMS認証の悪用につながる恐れがあります。新しいSIMの再発行も同時に依頼するとスムーズです。

すでに解約済み(契約切れ)の場合は、電話番号の紐付けは既に解除されているため悪用リスクは低いです。気になる場合はキャリアに相談してください。

壊れたiPadも同じ方法で処分できる?

概ね同じ方法で処分可能です。キャリアショップ・自治体回収・Appleのリサイクルプログラム・家電量販店・物理破壊業者のいずれも対応しています。

ただしZAURUSではタブレット追加料金(+1,000円/台)が発生するため注意してください。

買取業者でデータ消去証明書はもらうべき?

個人利用のiPhoneであれば、データ消去証明書をもらう必要はありません。
自分で標準初期化を済ませておけば、Apple Pay・マイナンバー・各種IDパスワードまで含めて復元不能になる仕組みが組み込まれているためです(Appleデバイスのデータ保護)。

ちなみに筆者が10年以上買取店を経営してきた経験から言えば、MASAMUNEやBlanccoのような専用データ消去ソフトを導入している買取店は業界全体で見れば少数派で、多くの店舗では買取時に店員が手作業で「設定」アプリから初期化するだけです。
しかしこれでも、上記の仕組みにより技術的には十分安全なのです。

データ消去証明書にこだわるべきなのは以下のケースに限られます。

  • 自分では初期化できない端末を売却する場合(初期化できないため業者側での確実な消去が必要)
  • 法人が業務用iPhoneを処分して、監査対応やコンプライアンス要件を満たす必要がある場合

これらに該当しない個人ユーザーは、証明書の有無を気にせず売却を進めて問題ありません。

iPhoneの下取りと売却はどちらがお得?

一般的には売却(買取業者)の方が高値になることが多いです。下取り(Apple Trade Inやキャリア下取り)は手続きが簡単な反面、査定額は買取業者より低めな傾向があります。

壊れたiPhoneの場合は、後述の『まとめ』で状況別のおすすめ先を紹介しているので、そちらも参考にしてください。

まとめ

壊れたiPhone処分方法まとめのイメージイラスト

壊れたiPhoneの処分には6つの方法+物理破壊業者2社の選択肢があり、状況や目的によって最適解は異なる。

最後に、Apple製品買取販売・修理店を10年以上経営してきた筆者から、読者にお伝えしたい3つのポイントをまとめる。

元買取店オーナーとして伝えたい3つ

  • 壊れていても、まずは買取査定を検討してほしい。液晶不良、電源が入らないなどの壊れたiPhoneでも、機種により1万円以上で売れるケースは珍しくない
  • 初期化できないなら物理破壊業者。リネットジャパン(宅配・パソコン同梱で無料)かZAURUS(店頭1,280円)なら、データ復元の可能性をゼロにできる
  • 絶対に燃えないゴミで捨てない。自治体ルール違反に加え、バッテリー発火や情報漏洩のリスクが残る

状況に応じた最適な処分ルートを選び、安全かつお得にiPhoneを手放してほしい。

状況別のおすすめ処分先は以下のとおりだ。

  • 少しでも現金化したい方:
    壊れたiPhone買取おすすめ業者4選」で厳選業者を紹介
  • 初期化できず無料で処分したい方:
    リネットジャパン(パソコン同梱で回収無料)
  • 目の前で破壊を確認したい方:
    ZAURUSの店頭持込(新宿・青森・仙台・中野・守山)
  • 壊れていないiPhoneの売却先も比較したい方:
    iPhone買取高額ランキング7選」をチェック

特に「自宅にパソコンと一緒に眠っている壊れたiPhoneを無料で処分したい」という方には、リネットジャパンの宅配回収が最も手軽な選択肢になる。データ消去もおまかせできるため、初期化できない端末でも安心して処分を任せられる。

壊れたiPhoneは、放置しているだけでバッテリー劣化や情報漏洩のリスクが日々高まる。この記事が、あなたが最適な処分方法を選ぶ助けになれば幸いだ。

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