「iPhoneの背面ガラス割れは自分で修理出来る?」
「修理店に依頼するならどこがいいの?」
「修理店に頼んだら即日修理可能?」
今回はこのような疑問を解決し、iPhoneの背面ガラス修理を検討している人が、絶対に知っておくべき5つの事を解説していこうと思う。
本記事の内容は以下の通り。
この記事を読めば、iPhoneの背面ガラスが割れてしまった時の正しい対処法を知る事ができるだけでなく、修理店選びに失敗する確率を大幅に減らす事もできるだろう。
さらに、背面割れを予防する為の方法も解説しているので、きっとあなたの役に立つ知識や情報をゲット出来る筈。ぜひ最後まで読んでみてほしい。
iPhone背面ガラス割れを自分で修理するリスクは?
iPhoneの背面ガラス割れは自分で修理出来るのだろうか?
結論から言うと、いくつかの大きなリスクを伴うので全くおすすめできない。
具体的なリスクは以下の通り。
- 怪我の可能性
- 修理の難易度が高い
- Appleの保証対象外となる
- 低品質な部品が出回っている
それぞれ詳しく解説していく。
怪我の可能性
背面ガラスが割れている場合、修理作業中に指などを怪我してしまう危険性がある。
ガラス辺が飛んで目に入ってしまうなんて事もあるので、ゴーグルや手袋は着用した方が良いのだが、自分で修理するために、手袋やゴーグル、交換用部品や修理用工具などを買い揃えると、もはや修理店に依頼した方が安く済む可能性すらある。
修理の難易度が高い
iPhone修理と一言で言っても、画面交換やバッテリー交換、或いはカメラ交換など、様々な修理がある。
そして、機種や修理内容により修理の難易度が大きく異なるのだが、iPhoneの背面ガラス割れ修理は、プロの修理屋からしても難易度が高い。
実際、街のiPhone修理店で背面割れ修理の受け付けを行なっているお店は多くない。
難易度の低い修理ならまだしも、iPhoneの背面割れ修理は、初心者が自分で修理するにはリスクが高すぎると言えるだろう。
Appleの保証対象外となる
仮に自分で修理を行い成功したとしても、修理完了後にはAppleの保証対象外となるので注意しておこう。
ただ、どのような内容のiPhone修理であれ、正規店以外で修理を行なった場合は全てAppleの保証から外れるので、非正規店に修理依頼した場合にも同じ事が言える。
低品質な部品が出回っている
iPhoneの背面割れを修理するには、交換用部品を購入する必要がある。
交換用部品はネットで簡単に安く購入できる反面、低品質なものも多く出回っているので注意が必要。
低品質な部品をiPhoneに取り付ける事で、別の故障を引き起こしてしまう危険性がある。
背面ガラス割れのiPhoneは放置してて大丈夫?
背面ガラス割れの状態でiPhoneを放置しておく事は、以下のようなリスクがあるので決しておすすめできない。
- 怪我のリスク
- 水没のリスク
- ワイヤレス充電やタッチ決済が出来なくなる
最悪の場合、電源すら入らなくなってしまう事もあるので、iPhoneの背面が割れた場合には、すぐに適切な応急処置を行い、その後出来るだけ早めに修理に出すようにしよう。
背面ガラス割れiPhoneを放置しておくリスクの詳細や、応急処置の方法などについて詳しく知りたいという人は、「iPhoneの背面が割れた!そのままにしておくリスクとは」をぜひ読んでみてほしい。
iPhoneの背面ガラス割れはどこで修理するべき?
ここまで本記事を読んでくれた人は、iPhoneの背面割れが発生した時には、出来るだけ早めに修理店に修理依頼した方が良いという事をご理解頂けたかと思う。
とはいえ、一体どこの修理店に依頼するのが自分にとってベストな選択となるのだろうか。
背面割れiPhoneを修理店に出す場合、大きく分けて以下2つの選択肢がある。
- Appleや正規店(大手キャリア含む)
- 非正規店(街のiPhone修理店)
それぞれのメリット・デメリットを解説していくので、修理店選びの参考にしてほしい。
正規店で修理するメリット・デメリット
まずは、正規店でiPhoneの背面ガラス割れ修理を行うメリットから解説していこう。
メリット1.AppleCare+適用で安く修理出来る
AppleCare+を適用すれば、iPhoneの背面ガラス修理料金を3,700円で行う事が出来る。
機種や状態によっては端末交換となり、1万円以上かかってしまう場合もあるが、それでもかなり安いと言えるだろう。
AppleCare+に加入しているなら、Appleや正規店での修理がおすすめ。
メリット2.純正部品で修理してもらえる
Appleや正規店での修理であれば、純正部品を使って修理してくれる。
その為、背面のアップルロゴがなくなってしまう事もなく、品質についても心配する必要がないので安心できる。
次にデメリットを見ていこう。
デメリット1.AppleCare+非適用だと高額修理になる
Appleや正規店の場合、AppleCare+を適用出来るかどうかで修理金額が大きく異なる。
機種にもよるが、AppleCare+適用時の最安修理価格が3,700円なのに対し、非適用時には10万円近くかかってしまう場合もある。(端末交換となってしまう場合、10万円以上になる事も)
デメリット2.修理完了まで時間がかかる場合が多い
非正規店と比較して正規店の場合には、修理完了まで時間がかかるというデメリットがある。
混雑状況や店舗の在庫状況などにもよるのだろうが、正規店で修理依頼する場合には、修理完了まである程度の時間がかかる事は覚悟しておいた方が良いだろう。
非正規店で修理するメリット・デメリット
では、街のiPhone修理店と言われる非正規店で修理依頼する場合の、メリットとデメリットを解説していく。
メリット1.比較的安く修理できる
非正規店での修理であれば、AppleCare+に加入していなかったとしても、比較的安い金額で修理する事が出来るだろう。
AppleCare+未加入でiPhoneの背面ガラス修理をするのであれば、非正規のiPhone修理店利用を検討する事をおすすめする。
メリット2.修理完了までの時間が短い
Appleや正規店での修理に比べて非正規店でのiPhone修理は、迅速に修理してもらえる傾向にある。
修理店や混雑状況などにより異なるが、即日修理してもらえる場合もあるだろう。
それでは次に、デメリットを解説していく。
デメリット1.背面のアップルロゴが無くなる
iPhoneの背面にはアップルのロゴであるリンゴマークが入っているが、非正規店で背面修理を行うと、商標権の問題などにより、背面のリンゴマークは無くなってしまう。
ケースに入れてしまえば分からない部分ではあるが、ロゴが消えるのはどうしても嫌だという場合には、正規店で修理した方が良いだろう。
デメリット2.修理後はアップルの保証対象外となる
iPhoneをAppleや正規店以外で修理すると、その後はアップルの保証から外れてしまう。
ただ、購入から1年間有効のハードウェア保証が既に切れていて、AppleCare+にも加入していないという事であれば、あまり気にする事はないだろう。
非正規店で修理をしてもらう場合、修理店選びを間違えると、事前に重要な注意点を説明してもらえなかったり、聞いていない料金を修理後に上乗せされたりする事があるかもしれないので、十分に気をつける必要がある。
非正規修理店選びに失敗したくない場合は、「【必見】元修理業者社長がおすすめ!配送で頼める非正規のiPhone修理店2選」を読んでみてほしい。
iPhone背面ガラス割れ修理にかかる時間や金額は?
iPhoneの背面ガラス修理は、非正規店への端末持ち込み修理であれば、即日修理してもらえる場合がある。
但し、iPhoneの背面ガラス修理に対応している非正規修理店は多くない。又、対応している非正規店であっても、即日修理が出来ない場合があるので注意しておこう。
一方、正規店での修理は、ほとんどの場合が事前予約必須となり、即日修理は難しいと考えておいた方が良いだろう。
背面ガラス修理に関わらずiPhone修理全般、Appleや正規店よりも非正規店の方がスムーズで早く完了する傾向にあるので、スピード重視という人は非正規店での修理がおすすめだ。
では、修理金額はどれくらいなのだろうか。
iPhoneの背面ガラス割れ修理にかかる金額は、最安で3,700円(AppleCare+を適用した時の正規店での修理金額)。
AppleCare+非適用の場合、非正規店であれば機種にもよるが、1万円以下で出来る場合もある。
機種や条件などにより、修理金額は大きく異なるので、自分に合った修理店を見つけてほしい。
iPhone背面ガラス割れ修理の金額について詳しく知りたいという場合は、「iPhone背面ガラス修理が安い!安心の非正規店2選」をぜひ読んでもらいたい。
iPhoneの背面ガラス割れ予防法3選
iPhoneの背面ガラス割れを予防する方法は、基本的には液晶画面割れ予防法と同じだと言える。
どちらも本体の落下によりガラスが割れてしまう事が多いので、以下の予防を行う事で、背面ガラス割れと液晶画面割れの両方を予防出来る事となる。
1.耐衝撃ケースを装着する
iPhoneを何らかのケースに入れて使用している人は多いと思うが、本体を落下させてしまった時に、簡単に背面や画面のガラスが割れてしまうようなケースでは、あまり意味がない。
筆者がおすすめしているのは、以下のような耐衝撃ケース。因みに、以下のケースは防水効果もあるので、水没からもiPhoneを守ってくれる。
2.ガラスコーティングを施工する
ガラスコーティングはiPhoneの全面に施す事ができる為、背面への施工も可能だ。
コーティング後は、背面ガラスや液晶画面が割れにくくなるので、全面施工がおすすめ。
3.スマホ用の保険に加入しておく
スマホ用の保険加入は、ガラス割れを防いでくれるわけではないが、加入しておく事で修理費用の一部、或いは全てを補償してくれるのでおすすめだ。
「【必見】中古iPhoneでも加入可能なおすすめスマホ保険4選」では、AppleCare+よりも毎月のコストが安く、中古iPhoneでも加入可能なスマホ用保険について詳しく解説しているので、興味があればぜひ読んでみてほしい。
iPhoneの背面ガラス割れ修理に関するまとめ
今回は、iPhoneの背面ガラス修理について、知っておくべき事を5つの項目で解説してきたが、いかがだっただろうか。
iPhoneの背面が割れた場合には、そのまま放置は厳禁。
適切な応急処置を行い、出来るだけ早めに修理店で直してもらおう。
但し、自分に合った修理店を選ぶ事が重要。
修理完了後は、本記事で紹介した背面ガラス割れ予防法を行い、快適なiPhoneライフを楽しもう。