「iPadの整備品にデメリットはある?」
「新品より安い分、何かリスクがあるのでは?」
「整備品と新品の違いは何?」
Apple認定iPad整備品の購入を検討しているけれど、品質面や保証面で不安を感じている方も多いことだろう。
結論から述べると、Apple認定のiPad整備品にはデメリットがいくつか存在し、人によっては不向きな場合がある。そのため、購入前にはデメリットとメリットをしっかりと比較し、自分に向いているかどうかを確認しておくことが重要となる。
この記事では、Apple認定iPad整備品の購入を検討している方に向けて、Apple製品買取販売店を10年以上経営してきた経験を持つ筆者が、以下の内容を詳しく解説していく。
この記事を読めば、Apple認定iPad整備品のメリット・デメリットを正しく理解し、自分にとって最適な選択ができるようになるだろう。
後悔のない購入判断をするための重要なポイントを詳しく解説していくので、ぜひ最後まで読んで頂きたい。

みっつー
元Apple製品買取販売&修理店社長
Apple製品買取販売&修理店を2012年から10年以上運営→7店舗まで拡大した実績あり→1店舗の最高年間売上1億4千万円達成→事業譲渡→現在はフリーランスとして活動中
▼取得済試験
・スマートフォン・モバイル実務検定試験
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Apple認定のiPad整備品とは?

Apple認定のiPad整備品(整備済製品)は、他社のiPad整備済み品(Amazon Renewedなど)とは特徴が大きく異なる。
ここではApple認定のiPad整備品について、以下の内容を詳しく解説していくので、ぜひ最初に理解しておいてほしい。
それぞれ詳細を見ていこう。
1.Apple認定iPad整備品の特徴
Apple認定iPad整備品(iPad整備済製品)とは、一度返品されたり交換されたりしたiPadを、Apple自身が厳格な基準で整備し直した製品だ。外装からバッテリーまで全てが新品同様であり、他社の整備済み品とは根本的に異なる。
新品同様品でありながら価格は新品よりも最大15%安く設定されており、1年間の製品保証と90日間の無償サポートが付属する。AppleCare+への加入も可能で、新品と同等のアフターサービスを受けられる点も大きな特徴となっている。
2.新品との違い
整備品と新品の主な違いは価格と元箱にある。性能や品質、保証内容に差はなく、本体の外観も新品同様の状態で提供される。
価格面では、新品より最大で15%程度安く購入できるので、仮に新品iPadが10万円のモデルなら、整備品は約8万5千円で手に入る計算だ。
元箱については、新品のような豪華な化粧箱ではなく、シンプルな白いボックスで届く。ただし、新品と同じ付属品(充電ケーブル、アダプタ等)はすべて同梱されているため、使用に支障はない。
3.Amazon Renewedとの違いは?
Amazon Renewedは、Amazonの品質基準をクリアした整備済み品で、Amazon認定の出品者により販売されている製品だ。最低180日間の出品者保証が付いているが、あくまで中古品であるため、Apple製品1年限定保証は受けられないと考えておいた方が良いだろう。
価格はApple認定の整備品よりも安い場合がほとんどだが、商品状態の良くない製品をつかまされないように、出品者選びは慎重に行わなくてはならない。
長期的な安心感を重視する方ならApple認定の整備品の方が適しているが、価格重視の方ならAmazon Renewedも選択肢の一つとなるだろう。
Apple認定iPad整備品の6つのデメリット

ここでは、Apple認定iPad整備品に関する6つのデメリットを解説していく。
デメリットについて詳しくみていこう。
1.中古品より価格が高め
Apple認定のiPad整備品は新品同様の品質が保証される反面、一般的な中古iPadよりも価格が高く設定されている。中古市場の良品と比べると数千円から数万円の価格差が生じるため、コストを最重要視する場合には割高に感じることだろう。
2.型落ちモデルが中心
整備品として販売されている製品は、主に旧モデルとなっている。
最新モデルについては、発売から半年以上は待たなければ整備品として登場しないため、すぐに最新モデルのiPadを使いたいという方には不向きな選択肢だと言えるだろう。
3.欲しいモデルや仕様が手に入るとは限らない
整備品の在庫は日々変動し、数量も限られている。そのため、特定のストレージ容量やカラー、モデルが欲しくても、タイミングを逃すと購入できないケースが多々ある。
特に人気の高いモデルや容量は売り切れが早く、入荷情報をこまめにチェックするという手間が必要になる。
在庫状況は予測しにくいため、計画的な購入がしにくい点は大きなデメリットと言えるだろう。
4.元箱が新品と異なる
整備品は簡易的な白箱で提供されるため、新品購入時の豪華な元箱を期待するとギャップを感じる場合がある。
製品本体の品質には一切影響しないため、大きなデメリットではないと感じる方が多いかもしれないが、プレゼント用としてiPadを購入しようと考えている場合などには注意しておこう。
5.実機を購入前に直接確認できない
Apple認定の整備品は、Apple公式オンラインストアでの販売に限定されている。アップルストアや家電量販店などの店頭には並ばないため、購入前に手に取って商品を確かめることができない。
特に初めてiPadを購入する場合、実際のサイズ感や重量感が分からないまま注文することになる点はデメリットになり得る。
とはいえ、新品と同様に14日間の返品保証があるため、実際に使ってみて満足できなければ返品することは可能だ。
6.ペイディあと払いプランが利用できない
整備品は、ペイディあと払いプランApple専用の対象外となっている。
まとまった現金を用意しにくい場合には、支払い方法の制限がデメリットとなるだろう。
アップルで整備品を分割払い購入したい場合は、オリコのAppleショッピングローンか、クレジットカードの分割払いを利用するようにしよう。
Apple認定iPad整備品の5つのメリット

ここでは、Apple認定iPad整備品のメリットを5つ解説していく。
メリットをそれぞれ順番に見ていこう。
1.新品同等の品質が保証されている
Apple認定の整備品は、Appleの整備プロセスを経て、外装・バッテリーともに新品交換され、全機能の動作テストをクリアした状態で販売されている。
これにより、新品より割安なのにも関わらず、使用感や見た目は新品とまったく変わらない状態で手に入る。
他社で販売されている中古品のように、前の使用者の使い方による影響を心配する必要がなく、新品購入時と同じ感覚で使い始められる点は大きなメリットだ。
2.割安価格で購入できる
新品価格から最大15%オフの特別価格で販売されるため、予算を抑えたいが品質も妥協したくないというユーザーには最適だ。
たとえば、新品10万円のiPadが8万5千円で購入できれば、1万5千円の節約となる。この差額でキーボードケースやApple Pencilを追加購入すれば、より充実したiPad環境を構築できる。
3.新品と同様の保証・サポート
購入後には、Apple製品1年限定保証と90日間の無償テクニカルサポートが付属する。さらに、有料のAppleCare+にも加入可能で、落下や水濡れなどの事故対応もカバーできる。
保証内容は新品を購入する場合とまったく同じで、アップルストアでのサポートや修理サービスも同等に受けられる。故障時に正規のサポート体制で対応してもらえるという点は、安心感を重要視する方にとって大きなメリットとなる。
4.新品と同じ返品ポリシー
Apple認定の整備品は、新品と同じ返品ポリシーが適用されるため、商品到着後14日以内であれば、理由を問わず無料で返品・返金が可能である。
返品理由は「思っていたより大きかった」「自分には合わなかった」など、自己都合による返品でも受け付けてもらえる。送料もApple負担となるため、気軽にお試し感覚で購入できる点は魅力的だ。
5.安心感の高いApple公式整備
Appleが整備・検品を直接行うため、パーツはすべて純正品が約束されている。他社の整備品と比べて価格は高めだが、その分初期不良の発生率が低く、安心感を得られる。
そのため、長期的に使用したいと考えている方にとって、他社ではなくAppleが整備している製品という点は、大きなメリットとなるはずだ。
Apple認定iPad整備品が向いている人・向いていない人

ここでは、Apple認定のiPad整備品が向いている人と、向いていない人の特徴を解説していく。購入に迷っている方は、ぜひ参考にしてほしい。
それぞれの特徴を詳しくみていこう。
Apple認定iPad整備品が向いている人の特徴
iPad整備品が向いている人の特徴は以下の通り。
それぞれ順番に見ていこう。
1.予算を抑えて新品のiPadを購入したい人
Apple認定のiPad整備品は、新品よりも最大15%程度安い価格であるにも関わらず、品質は新品同様だ。
完全な新品というわけではないが、予算を少しでも抑えて新品を購入したいという方には向いている製品だと言えるだろう。
2.最新モデルにこだわらない人
Apple認定のiPad整備品は1世代前のモデルが多いため、型落ちでも十分と考える方には最適な選択肢になり得る。
3.Appleの保証体制を最も信頼している人
新品同様にApple製品1年限定保証が付いており、AppleCare+への加入が可能となっているので、正規のサポートを受けられる安心感を重視する方には、他社整備品よりApple認定の整備品が向いているだろう。
Apple認定iPad整備品が向いていない人の特徴
ここからは、Apple認定iPad整備品が向いていない人の特徴を解説していく。
それぞれ順番に見ていこう。
1.常に最新モデルを使いたい人
新機能や最新性能をすぐに体験したい人には、整備品は不向きだと言える。整備品は主に型落ちモデルが中心となるため、最新モデルにこだわる方は新品購入が確実だ。
2.特定のカラーや容量にこだわりがある人
整備品は在庫状況が不安定なため、希望通りの製品が手に入らない可能性が高い。すぐに欲しいモデルやカラー、容量などが決まっている場合、他の販売店(中古スマホ販売店やAmazonなど)での購入も視野に入れることをおすすめする。
3.とにかく安さを最優先に考える人
Appleよりも他の販売店(中古スマホ販売店やAmazonなど)の方がiPadを安く購入できる場合が多いため、Apple認定整備品の価格面でのメリットは少ない。価格を重視する方は、他の選択肢を検討した方が良いだろう。
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Apple認定iPad整備品に関するよくある質問と答え

ここでは、Apple認定のiPad整備品に関してよくある質問と答えを掲載していく。
- バッテリーは劣化してない?
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Apple認定の整備品は、すべてのバッテリーが新品に交換されています。バッテリー最大容量100%の状態で提供されるため、中古品で心配されるバッテリーの劣化問題は存在しません。
- 付属品は何が同梱されている?
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新品と同じ付属品がすべて同梱されています。
ただし、元箱については新品のものとは異なり、簡易的な箱になっています。 - AppleCare+に加入できる?
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新品と同様の条件でAppleCare+への加入が可能です。
まとめ:Apple認定iPad整備品はデメリットを理解して購入を検討しよう

Apple認定iPad整備品にはデメリットも存在するが、人によってはおすすめ度の高い選択肢であると言えるだろう。
主なデメリットは、一般的な中古品より価格が高い点、型落ちモデルが中心である点、在庫が不安定な点などだ。一方で、新品同等の品質や保証内容、最大15%の価格割引などのメリットがある。
コストパフォーマンスを重視しつつ品質にも妥協したくない方には理想的な選択肢になるだろう。最新モデルにこだわらず、Appleの保証やサポートを最も信頼している方にもおすすめだ。
反対に、常に最新技術を求める方や、特定の仕様にこだわりがある方、価格面を最優先に考える方には適していない。
Apple認定のiPad整備品に興味がある方は、本記事で解説したメリット・デメリットを踏まえて、自分にとって最適な選択をしてほしい。
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