【2026年最新】iPhone買取価格推移グラフ|1万3千件超の実データで売り時と相場を解説

iPhone買取価格推移を1万3千件の実データで解説する記事のアイキャッチ画像

「自分のiPhoneは今いくらで売れる?」
「3年使ったらどのくらい下がる?」
「いつ売るのが一番得?」

自分のiPhoneの相場や売り時を、客観データで判断したい人は多いはずだ。

本記事では、Apple製品買取販売・修理店を10年以上経営し、数多くのiPhoneを買い取ってきた筆者が、業界9社合算の月次データと、筆者が経営していた店舗の実取引データ13,121件をもとに、以下の内容を解説していく。

この記事でわかること

  • iPhone主要シリーズの月次買取価格推移
  • 下落パターンと値持ちの法則
  • ベストな売り時

この記事を読めば、自分のiPhoneを最も高く売るタイミングを判断できるようになるだろう。iPhoneを少しでも高く売りたい方は、このまま読み進めてほしい。

この記事を書いた人
プロフィール

みっつー
元Apple製品買取販売&修理店社長

Apple製品買取販売&修理店を2012年から10年以上運営→7店舗まで拡大した実績あり→1店舗の最高年間売上1億4千万円達成→事業譲渡→現在はフリーランスとして活動中

▼取得済試験
・スマートフォン・モバイル実務検定試験
・モバイル技術基礎検定試験

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iPhoneシリーズ別の買取価格推移と現在の相場(2026年最新)

iPhoneシリーズ別の買取相場推移を示すイメージイラスト

ここでは、一般社団法人リユースモバイル・ジャパン(RMJ)が公表する月次の買取統計(2018年1月〜2025年6月)をもとにした、シリーズ別のiPhone買取相場の推移を確認できる。

下のグラフで気になる機種を選択すると、その機種の買取相場が過去どう推移してきたかをグラフで確認可能だ。

iPhone 月次買取金額の推移

※出典: 一般社団法人リユースモバイル・ジャパン公表データ(2018年1月〜2025年6月、9社合算)

このデータから読み取れる重要な傾向は2つある。

1. 世代を経るごとに買取相場は階段状に下落

最新シリーズほど価格が高く、世代が古くなるほど明確な下落傾向が見える。新型iPhoneが発表されるたびに、旧モデルの相場は1段下のレンジへ移行していく。

2. 同世代でもPro系が無印より値持ち優位を維持

同じ世代の中でも、Pro系モデルの買取相場は無印モデルより常に高い水準を保っている。これはPro系特有のスペック・素材・海外需要による構造的な要因に基づく。

なぜこのようなパターンが生まれるのか、次の章で筆者の店舗運営10年で蓄積した実データを用いて検証する。

iPhoneの下落パターンと値持ちの法則

iPhoneの買取価格が時間とともに段階的に下落するパターンを示すイメージイラスト

iPhoneの買取価格はランダムに動いているわけではない。
ここでは、実データを用いて買い替えや売却を考える時に役立つ3つの法則を解説していく。

それぞれ順番に詳しく見ていこう。

1年で約25%、3年で半額前後まで下落する年次パターン

iPhoneの買取価格は、発売から年数が経つほど一定のペースで下がっていく。

下のグラフは、一般社団法人リユースモバイル・ジャパン(RMJ)が公表する9社合算データから、iPhoneの各世代について、発売時の価格を100%として、その後どのくらい下がったかを比較したものだ。

発売後の買取金額の下がり方(iPhone 11〜15 + SE第3世代比較・業界9社合算)

※出典: 一般社団法人リユースモバイル・ジャパン公表データ(2018年1月〜2025年6月、9社合算)。iPhone11=64GB / iPhone12=64GB / iPhone13=128GB / iPhone14=128GB / iPhone15=128GB / iPhone SE第3世代=64GB の発売月の平均買取額を100%とし、6ヶ月毎の値で比較。

2020〜2022年の中古市場で、iPhone11とiPhone13が発売12ヶ月後に発売時を上回る価格を記録している(それぞれ106.5%、107.9%)が、それを除けば、各世代とも発売後はおおむね下落基調で推移している。

グラフを見ると、各モデルとも発売から2年間は比較的安定した買取価格を保っている。(一時的に下落しても回復している)
しかし発売3年経過後は50〜70%水準まで下落する傾向にあるため、 リセール最大化を意識するなら発売後2年以内の売却が望ましい。

Pro系は無印より値持ちが強い

iPhoneのPro系は元値が高いだけでなく、買取価格も常に無印より高い水準を保つ。

無印 vs Pro系 発売1年後の買取金額(世代別)

※出典: 元Apple製品買取店経営者(横浜店、約10年経営)の実取引データ13,121件分析(2013〜2023年)

上記は筆者が運営していた買取店での実取引データグラフだが、 表示している3世代(iPhone 11〜13)すべてで、Pro系は無印より 高い買取価格を維持し続けている。

Pro系の値持ちが強い理由は、カメラ・チップ性能・素材(チタンやステンレス)などのスペックが古さを感じさせにくく、海外市場での人気も高いためだ。

リセール(売却時に戻ってくる金額)を意識するなら、初めの購入価格が高くても、Pro系を選んだ方が結果的にお得になるケースが多い。

容量別の値持ちパターン(128GBがわずかに優勢)

容量によっても値持ちのパターンは異なるが、業界9社合算データで、iPhone11〜14シリーズ全49バリエーションの残価率を計算してみると、容量による値持ちの差は意外と小さいことが分かった。

容量別の値持ち比較(iPhone 11〜14、業界9社合算)

※出典: 一般社団法人リユースモバイル・ジャパン公表データ(2018年1月〜2025年6月、iPhone 11〜14シリーズ49バリエーション、9社合算)

各容量の傾向を簡潔にまとめると次のようになる。

1年後

128GB/256GB/512GBはほぼ同率(94〜97%)で、容量による有意な差は見られない。1TBのみやや劣勢(94.2%)。

2年後

128GBが最も値持ちが良い(84.1%)。256GB・512GB・1TBはほぼ横並びで79〜80%。1年後にはなかった容量間の差が現れ始める。

3年後

128GBと512GBが同率最高(64.4%)。256GBは僅差で63.5%、1TBが最も値持ちが悪く58.8%まで下落。

総じて、128GBが容量別では最も値持ち良好だが、その差は3年後でも5〜6%程度。中古市場での需要は容量によらず安定しており、容量選びでリセール率を最大化する効果は限定的といえる。

ただし、1TBは1年後・3年後ともに最低の値持ちとなっており、リセールを意識するなら大容量モデルは避けたほうが無難だろう。

iPhoneをベストタイミングで売るために知っておきたい2つのポイント

iPhone買取価格を変動させる新型発表と季節の2要因を示すイメージイラスト

iPhoneの買取価格が下落する要因を知っておけば、「ここから下がる」「今が売り時」というタイミングを事前にある程度予測できるようになる。
そこでここでは、買取店側の裏事情を含め、iPhoneをベストタイミングで売却するために知っておきたい2つのポイントを解説していく。

順番に詳しくみていこう。

新型iPhone発表で旧モデルが下落する

毎年9月の新型iPhone発表は、旧モデルの買取価格に少なからず影響を与える。(特に1〜2世代前のモデルの買取価格への影響が大きい)

下のグラフは、筆者が経営していた店舗(横浜店)で、過去8世代について「新型発表直前」と「発表3ヶ月後」の買取価格を比較したものだ。

新型iPhone発表前後の旧モデル下落幅

※出典: 元Apple製品買取店経営者(横浜店、約10年経営)の実取引データ13,121件分析(2013〜2023年)

下落幅は買取店によって異なるが、筆者の店舗のデータでは、世代を問わず多くのケースで25〜45%の大幅下落が確認できる。

過去8世代の新型発表後3ヶ月下落率
(筆者の横浜店実取引データより)

  • iPhone 6s(iPhone 7発表時):-42.4%
  • iPhone 7+(iPhone 8発表時):-39.1%
  • iPhone XS(iPhone 11発表時):-42.6%
  • iPhone XR(iPhone 11発表時):-39.8%
  • iPhone 11(iPhone 12発表時):-51.7%
  • iPhone 11 Pro(iPhone 12発表時):-29.6%
  • iPhone 8(iPhone XS/XR発表時):-29.5%
  • iPhone X(iPhone XS/XR発表時):-24.6%

これらの数値は筆者が経営していた横浜店1店舗のデータであり、他の買取店ではこれより緩やかな下落のケースもある。とはいえ、新機種発表後の買取価格下落は、業界全体で観測される共通のパターンだと言って良いだろう。

Appleが数年に一度発表する廉価モデル(価格を抑えたiPhone)も、旧モデルの買取価格を急落させる要因になり得る。
そのため、毎年恒例の新型発表(毎年9月)と廉価モデル発表(数年に1回)、どちらの情報も気にしておいた方が良いだろう。

なぜ新型発表後に大きく下落するのか?

買取店側から見ると、新型発表は「中古販売相場の予測下落イベント」だ。買取価格は中古販売相場から逆算して決まるため、相場が下がる前に買取価格を先回りして下げないと、在庫を抱えた時に損失が出る。
そのため、多くの買取店では新型発表日を堺に「防御的価格設定」を発動する。新型発売後の下落幅を予測した安全マージン込みで買取価格を下げる運用だ。
実際に筆者の店舗でも、毎年9月中頃(新型発表直後)から査定価格を1段下げる運用をしていた。

業界9社合算データで判明した「真の売り時」

iPhoneの買取価格を年間で見ると、新型発表直前の7〜9月初旬に上昇するパターンが業界9社合算データ(全84バリエーション、2018-2025年)から確認できる。

経過年別 買取価格の上昇月分布(全84バリエーション集計)

※出典: 一般社団法人リユースモバイル・ジャパン公表データ(2018年1月〜2025年6月、9社合算84バリエーションを当社独自集計)

発売2年目の9月(新型iPhone発表前まで)は、買取価格の上昇が最も集中する月だ。実際、業界9社合算データの全2年目ピーク68件のうち、22件(32%)がこの9月に集中している。平均上昇率も+9〜18%と顕著だ。

これは買取店が新型iPhone発売前の駆け込み売却需要を獲得するための対策(買取価格アップキャンペーンの実施など)によるものだと考えられる。

しかし9月上旬〜中旬の新型発表後は流れが一変し、「新型iPhone発表で旧モデルが下落する」で解説した通り、買取価格が急落すると考えておこう。

これらの理由から、真の売り時は7月〜9月上旬だと言える。ただし、新型発表日前に売ってしまうこと。そして、複数の買取店で買取価格アップキャンペーンの内容確認とオンライン査定を行うことが非常に重要だ。

まとめ – 相場を知って最適なタイミングで売ろう

iPhoneを最適なタイミングで売却するまとめのイメージイラスト

iPhoneを少しでも高く売るためには、3つの要点を押さえておけば十分だ。

1. 真の売り時は「7月〜9月の新型発表前まで」

業界9社合算の実データでは、新型iPhone発表直前の7〜9月初旬に、買取価格が平均+9〜18%上昇する傾向が確認できた。ただし新型発表後は防御的価格設定の発動で急落するため注意が必要となる。

2. リセールを最大化したいならPro系

Pro系は無印より値持ちが強い。購入時の価格は高めだが、長く使いたい場合には価格の落ちにくいPro系を購入するのがおすすめだ。

3. 複数店でキャンペーン内容や査定額を比較

iPhone売却の際には、必ず2社以上の買取店でキャンペーン内容をチェック。そしてオンライン査定で価格を比較するのが非常に重要となる。

買取業者選びで迷ったら、まずはiPhone高額買取業者ランキングで、各業者の特徴と最新キャンペーン情報を確認してほしい。

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